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どんな道でもパワフルに駆け抜ける!CRF450L【バイク買取調査隊】

CRF450Lの車種プロフィール

今回紹介する「CRF450L」は、2018年に発売された水冷4ストローク・単気筒の450ccエンジンを搭載する本格オフロードモデル。競技用モトクロスマシンであるCRF450Rをベースに公道走行で必要な保安部品を装備し、エンジンのバルブタイミングをはじめとした細部の仕様を変更して一般道でも扱いやすいようにデチューンが施されている。また、車体もCRF450Rのアルミフレーム&アルミスイングアームを基本的には踏襲しながらも各部剛性を最適化、前後サスペンションも舗装路から未舗装路まで幅広く対応できるように専用セッティングを採用。レーシングスペックで林道走破を楽しめつつも、一般道でもギクシャクすることなく普通に走れるマイルドさも持ち合わせている。

バイクインプレ

車両の特徴

車体サイズは全長が2280ミリ、全幅825ミリ、全高1240ミリ、シート高895ミリ、ホイールベースは1500ミリで、車両重量は131kgとなっている。
キャスター角は29.30度、フロントに80/100-21インチ、リアに120/80-18インチのタイヤサイズを採用。前後ともにスポークホイールにチューブタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークOHCの単気筒。ボアストロークは96.0ミリ×62.1ミリのショートストローク。圧縮比は12.0で最高出力は24馬力/7500回転、最大トルクは32Nm/3500回転。燃料供給はフューエルインジェクションを採用。トランスミッションは6速仕様だ。

走り

コンペモデルをマイルド化して、一般道でも走りやすいセッティング

このモデルはホンダのモトクロッサー競技専用モデルであるCRF450Rに保安部品をつけ、公道を走行できるようにエンジンや車体の各部などにさまざまな変更を加えたモデルということで、試乗前は競技やサーキット走行を経験したことがないライダーにとっては敷居が高いのでは? と、少々心配をしていた。しかし、あくまでも一般道を走行することが前提となっているバイクなので、先述のようなライダーでも安心して扱えるように「マイルド化」が図られている。その最たるものがエンジン出力で、ピークパワーは24馬力ということで少々物足りなささえ感じてしまうかもしれない。その一方でトルクは32Nmと太く、しかも3500回転という低回転域から発生するので、走る場所と乗り方次第では生粋のモトクロッサーの片鱗を伺うことができるかもしれない。

低速域から発生する強大なトルクが車体をバンバン押し出す!

生粋のモトクロッサーの片鱗は走り出す前からでも体感することができ、アクセルを軽くブリッピングしただけで市販車とは次元が異なる鋭い吹け上がりを味わうことができる。そして、走り出すとエンジンの力強さ、パンチの鋭さというものがヒシヒシと伝わってくる。具体的にはエンジンの一発一発の燃焼がライダーには鼓動感として、そして後輪に強力なトルクとして伝達されるフィーリングとでも言うべきか。サスペンションは前後ともに結構ハードなチューニングが施されているが、それは無駄にヤワな感じで跳ねてしまったり、振られてしまったりという事態に陥らないための筋肉質な足回りという印象が強い。だからこそダート走行でもしっかりとトラクションを確保することができ、確実に前へ前へと押し出してくれる安心感がある。

総括

パワフルでパンチの効いたエンジンから発生する動力性能をブン回すことなく低回転域から体感することができ、その動力性能をオンオフ問わず路面へとしっかり伝えてくれるハードに設定された前後足回りを持つ、市販されている国産バイクとしては非常に希有な存在とも言えるCRF450L。気軽にコンペティションを追求できる1台としておすすめだ。

※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成したものです。

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