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NS500のオマージュマシンとしてデビュー MVX250F【バイク買取調査隊】

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両はホンダの『MVX250F』だ!!

MVX250Fの車種プロフィール

発売は1983年2月。250ccクラスでは頑ななまでに4ストロークエンジンで勝負していたホンダだが、ヤマハのRZ250に対向すべく、ついに2ストロークエンジンのMVX250Fを投入。ただ、そこはオリジナル意識が強いホンダなだけにタダの2ストロークエンジンではなく、前年の1982年から世界ロードレース選手権500ccクラスに投入されていたNS500と同様のV型3気筒エンジンを搭載(NS500は上側2気筒&下側1気筒に対し、MVX250Fは上側1気筒、下側2気筒の違いはあったが)。

外観は前年の1982年に発売されたVT250Fと酷似しており、当時のホンダスポーツバイクの主流であったフロントインボードディスクブレーキなどの装備もほぼ同仕様だったが、左右のシュラウドやアンダーカウルなどで差別化を図り、よりスポーティな雰囲気を演出している。

バイクの特徴をざっくりチェック!

世界ロードレース選手権に投入されたNS500のオマージュマシンとしてデビューした『MVX250F』。エンジン、車体、足回り、ハンドル周りとその他の特徴的な部分をチェックしていこう。

エンジン

排気量250ccのV型水冷3気筒エンジンは90度バンクで上側1気筒、下側2気筒のレイアウトでピストンリードバルブを採用。


ボアΦ47mm、ストローク48mmのショートストローク設計で、最高出力は40PS/9000rpmを発揮。 チャンバーは右側に2本、左側に1本の左右非対称レイアウトで、レーシーな雰囲気を醸し出している(オマージュ元のNS500はシート内部に2本、右側下に1本となる)。

車体(フレーム)

フレームはスチール製のダブルクレードルタイプで、酷似したデザインを採用するVT250Fの主張が強いレッドとは対照的に、アルミフレームを彷彿とさせるシルバーを採用。

足回り

ホイールは前後ともにホンダオリジナルのアルミ製ブーメランコムスターホイールを採用し、サイズはフロント16インチ/リア18インチ。フロントブレーキはこれまたホンダオリジナルのインボードシングルディスクを採用、リアブレーキはドラムとなる。サスペンションはフロントがテレスコピック、リアはプロリンク式モノショックと、当時のホンダ車の定番仕様だ。

ハンドルまわり・灯火類

ビキニカウルに角形ヘッドライトが搭載され、左右ウインカーも埋め込みタイプとなるスッキリとしたデザイン。クローム メッキがほどこされたヘッドライトの上部にシンプルなメーターを備える非常にまとまったデザイン。

ハンドルは現代のバイクと比較するとだいぶアッパーなポジションだが、当時としては『スポーティさ』を意味するセパレートハンドルを採用。計器類はスピード、タコともにアナログタイプで、時計機能などは付いていないためにこのモデルには腕時計を後付けしている。

その他の装備&特徴

シートはクッション性が高いフカフカな座り心地。このモデルはホンダ純正オプションのシングルシートカバーが装着され、タンデムシートを覆い隠してレーサーライクなスタイルを強調している。リア回りの灯火類は当時のホンダとしてはスタンダートとも言える、一対型テールランプ&ウインカーを採用。

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