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バイク査定前にキズは直すべき?タッチペン補修がNGな理由と高く売るコツ

春の新生活に向けた引っ越しやライフスタイルの変化で、これまで乗ってきた愛車の売却を検討する人も少なくないでしょう。

なかには、バイクを査定に出す際、少しでも高く買い取ってもらうためにボディについたキズやタンクの凹みを市販のアイテムで隠したいと考える人もいるかもしれません。

では、査定前に市販のタッチペンなどでキズを隠す行為は、査定額のアップにつながるのでしょうか。

素人補修は逆効果?査定額が下がる理由

春の時期にバイクを手放す際、少しでも査定額を上げるためにキズや凹みを自分で目立たなくするべきか迷う人も少なくありません。

なかでも最も手軽な補修方法として挙げられるのが、市販の「タッチペン」を用いたキズの修正です。

また、一般的にバイクの買取はバイクの状態がきれいであればあるほど、査定額が上がります。

では、タッチペンで査定前のバイクのキズや凹みを隠せば、査定額は上がるのでしょうか。

結論から言うと、売却前の査定を目的とした素人によるタッチペン補修や凹み直しは絶対に避けるべき行為といえます。

たとえば、紫外線によって少しずつ色あせが進行しているボディに新品の塗料を塗ると、その部分だけが不自然に浮き上がります。

つまり、市販のタッチペンで塗った箇所は元の塗装面と光の反射具合や色の馴染み方が異なるためです。

さらに、タッチペンでの修正が推奨されない理由としては、業者のプロが本格的な再塗装をおこなう際の手順も関係しています。

市販の塗料は工場で塗られた塗装とは成分が異なるため、新しい塗料をきれいに密着させるためには、素人が塗った塗料を一度すべて削り落とす必要があります。

本来であれば、キズの周辺だけを軽く研磨してクリア塗装を吹くだけで済んだはずの軽微なダメージも、タッチペンが塗られているだけで補修範囲が大きく広がり、その結果、修復コストが何倍にも膨れ上がってしまいます。

また、タンクの凹みに関しても同様に、市販のツールやパテで無理に直そうとすると金属の伸びや広範囲の塗装割れを引き起こしかねません。

そのほか、ステッカーを貼ってキズを隠そうとする行為も、剥がす手間と接着剤を除去する作業が追加されるためマイナス評価の対象になりえます。

実際、キズを隠すためにかけた時間と数百円の塗料代が、結果として数万円単位の減額を招くことも珍しくありません。

バイク査定でキズは直すべき?結論と理由

キズや凹みがついてしまっているバイクを少しでも高く査定してもらうには、4つの重要なポイントを押さえておくことが効果的とされています。

まず1つ目のポイントは、キズや凹みを無理に修理しようとしないことです。

前述のように、素人による不完全な補修は業者にとって余計な手間を増やす原因となるため、市販のアイテムを使ったキズ隠しや無理やり凹みを引っ張るような処置はおこなわず、ありのままの状態で査定に出すことが確実な選択となります。

プロの業者は独自の安価なルートで部品を調達したり、自社できれいに修復したりするノウハウを持っています。

そのため、素人がお金と時間をかけて手を加えるよりも、そのまま預けた方が結果的に減額の幅を小さく抑えやすい傾向があるといいます。

2つ目のポイントは、査定の当日を迎える前に念入りに洗車をおこなうなどして、バイクをきれいな状態にしておくことです。

外装パーツに付着した泥やホコリを落とし、カーシャンプーで油膜を取り除くことで本来の塗装の輝きを取り戻すことができます。

この際、手が入りにくいエンジンのフィン周辺やマフラーの裏側なども、古い歯ブラシなどを活用して念入りに汚れをかき出しておくことも推奨されます。

ボディがきれいに磨き上げられていれば査定員の心証は大きく変わり、キズがあっても機械的な状態は良好に保たれているという前向きな評価を引き出せる場合があります。

そして、3つ目のポイントは、取り外して保管していた純正パーツをしっかりと揃えておくことです。

マフラーやサスペンションなどを社外品のカスタムパーツに交換しているライダーも少なくありませんが、中古市場においては、幅広い層に受け入れられやすい純正の状態が好まれる傾向にあります。

そのため、カスタムパーツが装着された状態であっても、純正パーツを一緒に査定へ出すことでプラスの評価を得やすくなります。

くわえて、車両のメンテナンス履歴を証明する整備記録簿や、新車時に付属していたスペアキーなどもひとまとめにして準備しておくことも重要です。

最後に4つ目のポイントとして、ひとつの店舗だけで即決せず、複数の買取業者に査定を依頼して比較することが挙げられます。

キズや凹みに対する評価基準や減額の割合は、買取業者によって大きく異なります。

たとえば、自社で修理工場を持っている業者であれば、キズによる減額を最小限に抑えて高値を提示してくれるかもしれません。

さらに、複数の業者から見積もりを取ることで愛車の適正な相場を把握することができ、足元を見られた安い価格で手放してしまうリスクを回避しやすくなります。

これら4つのポイントをしっかりと押さえ、プロの視点を正しく理解したうえで準備をおこなうことが愛車の価値を最大限に高める近道といえます。

まとめ

なお、バイクの査定価格はキズの種類や深さによって大きく変動します。

たとえば、洗車キズや衣服が擦れてついたような表面の薄い小キズであれば、専用のコンパウンドで磨くだけで消えるため、査定への影響はほとんどありません。

一方で、塗装の下地が見えるほどの深いキズや、カウルが割れてしまっているようなダメージは、再塗装や部品交換が必要になるため減額対象となる場合がほとんどです。

愛車を手放す際は、これらのキズの性質を正しく理解し、無理に手を加えることなくそのままの状態でプロの査定員に見てもらうことが重要となります。

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