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「ネイキッド」「スクランブラー」英語で呼ばれるスタイル、どんなバイク?

バイクの世界では、「ネイキッド」や「スクランブラー」といった呼び名を耳にする機会がしばしばあります。

これらは、もともと英語由来のスタイルを表す言葉であり、デザインや用途の違いを端的に表しています。

しかし、実際にどのような特徴を持つバイクを指すのか、具体的に説明できる人は少ないかもしれません。

では、これらの言葉は具体的にどのようなバイクを指しているのでしょうか。

英語由来のバイクのジャンル、どんな特徴があるの?

バイクはデザインや性能、さらには用途によってさまざまなジャンルに分けられます。

中でも「ネイキッド」や「スクランブラー」といった英語由来の呼び名は、聞いたことはあっても具体的にどのようなバイクを指すのか直感的にわかりにくいものです。

では、これらのスタイルはどのような特徴を持ち、どのように楽しまれているのでしょうか。

「裸」の意味を持つネイキッド

もともと「ネイキッド」は「裸」を意味し、バイクにおいてはカウルなどの外装を覆うものがあまり装着されていない姿を指すようになりました。

このジャンルのバイクは、カウルを持たないことで、エンジンやフレームといったバイクの機械的な構造がむき出しになり、機能美や無骨さがデザインとして強調されるのが大きな特徴です。

そして、カウル付きのスポーツバイクは空力性能や高速巡航性能に優れている反面、外装が複雑で整備性が低くなる傾向があります。

その点、ネイキッドはシンプルな構造で扱いやすく、日常的な取り回しやメンテナンスのしやすさから、多くのライダーに親しまれてきました。

また、カウルがないぶん重量も抑えられ、軽快で自然なライディングフィールを得られやすいことも魅力のひとつです。

なお、代表的な車種としては、ホンダ「CB」シリーズやヤマハ「XJR」、スズキ「GSX」シリーズなどが挙げられます

近年は、デザインにモダンなテイストを取り入れた「ストリートファイター」と呼ばれる派生ジャンルも生まれており、従来の無骨なイメージに加えて都会的な洗練さを兼ね備えるモデルも増えています。

オフロードでも「這って回る」スクランブラー

「スクランブラー」は、英語で「這い回る」「かき回す」といった意味を持ち、オンロードとオフロードの両方を走れるように工夫されたモデルを指します。

元々は、一般的なロードバイクをベースにタイヤやマフラー位置を変更し、林道や砂利道といった未舗装路も走破できるようにしたのが始まりとされています。

スクランブラーの大きな特徴は、ブロックパターンを備えたタイヤや、地面とのクリアランスを稼ぐためのアップマフラー、オフロードでの操作性を高める幅広いハンドルなどです。

これにより、舗装路での快適な走行はもちろん、ちょっとした未舗装路にも気軽に踏み込むことができます。

さらに、走破性のほかに伝統的でクラシカルなデザインをもつモデルが多いことも、スクランブラーの特徴のひとつです。

純粋なオフロードバイクほどの走破性を持つことは少ないものの、街乗りからアウトドアレジャーまでカバーできるバランスの良さが魅力です。

また、代表的なモデルとしては、ドゥカティ「スクランブラー」シリーズやトライアンフ「スクランブラー1200」、国産ではホンダ「CL250」「CL500」などが挙げられます。

これらは伝統的なスタイルを継承しながら、現代的な装備や安全技術を融合させたモデルとして注目を集めています。

まだまだある、英語由来のバイクのジャンル

「ネイキッド」や「スクランブラー」以外にも、英語を由来とするバイクのジャンルは数多く存在します。

どれも走るシーンやライダーのスタイルを端的に表しており、名称を知ることでその特徴がイメージしやすくなります。

なかでも代表的なのが、長距離ツーリングを想定して快適装備を充実させた「アドベンチャー」と、ゆったりとしたポジションで走ることを重視した「クルーザー」です。

長距離を、幅広い路面を快適に走破する「アドベンチャー」

「アドベンチャー」と呼ばれるジャンルは、長距離ツーリングや未知のルートに挑むことを想定して設計されたモデルです。

一般的に、大容量の燃料タンクを備え、長い距離を給油の心配なく走れることが特徴といえます。

さらに、走行風を和らげるスクリーンや、積載性に優れたキャリア、サイドケースなどを備え、ライダーの疲労を軽減しながら快適に旅を続けられるよう工夫されています。

このジャンルの大きな魅力は、オンロードとオフロードの両方を快適に走破しやすい万能性にあります。

舗装された高速道路を軽快に走り抜けられる一方で、林道や砂利道といった未舗装路にも対応できる足回りを備えている場合が多いため、さまざまな路面に適応できます。

なお、代表的なモデルには、BMW「R 1250 GS」やホンダ「CRF1100L アフリカツイン」、スズキ「Vストローム」シリーズなどが挙げられます。

走行性能と積載力、快適性をバランスよく備えたアドベンチャーは、ツーリングを愛するライダーにとっては理想的なジャンルです。

ゆったりと走るための「クルーザー」

「クルーザー」は、アメリカンバイクに代表されるジャンルで、ゆったり走ることを楽しむために生まれました。

低く長いスタイルとリラックスしたライディングポジションが特徴で、ハイウェイを一定の速度で気持ちよく流すような走りに向いています。

さらに、ハンドルは幅広く、ステップ位置も前方に配置されることが多いため、自然体で余裕のある姿勢をとれるモデルが多いのが魅力です。

また、鼓動感のある大排気量エンジンや独特のサウンドを売りにするモデルが多いのもクルーザーの特徴です。

クロームメッキを多用した華やかな外観や、豊富なカスタムパーツもクルーザーの人気を支える要素になっています。

代表車種としては、ハーレーダビッドソンの「ソフテイル」や「スポーツスター」シリーズ、国産ではヤマハ「ドラッグスター」やホンダ「レブル」シリーズなどが知られています。

まとめ

バイクのジャンルはさまざまですが、それぞれに明確な特徴があります。

ただし、デザインや性能の面では重なり合う部分も少なくありません。

今後バイクを探すときには、自分が重視する用途や好みのデザインに合わせてジャンルから絞り込むことで、欲しいモデルを素早く見つけられるかもしれません。

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