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250ccバイクにかかる年間維持費は?保険や税金などの内訳を解説

250ccバイクにかかる年間維持費は?保険や税金などの内訳を解説

排気量250cc超のバイクは車検が必要で、初回のみ3年後、それ以降は2年に1回です。一方で250ccバイクは車検がありません。また、250ccバイクは、排気量250cc超のバイクよりも燃費が良い傾向があります。そのため、ランニングコストも排気量250cc超のバイクよりは抑えられるでしょう。

当記事では、250ccバイクにかかる維持費や、維持費の内訳について分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

250ccバイクにかかる年間の維持費はいくら?

250ccバイクを所有する場合、年間の維持費にはさまざまな経費が含まれます。具体的には、自賠責保険、任意保険、軽自動車税、ガソリン代、そしてメンテナンス代が主な費用です。年間総額としては8万円から13万円程度が必要となり、保険料やメンテナンス代の変動によっては、それ以上の費用がかかることもあります。

自賠責保険は、契約期間に応じて費用が異なり、長期間の契約ほどお得になります。任意保険の料金は所有者の年齢や運転歴によって変動し、若い運転者は高めの保険料が設定されやすいです。また、250ccバイクの場合、軽自動車税として年間3,600円が必要です。

250ccバイクにかかる維持費の内訳

バイクの維持には、さまざまなコストがかかることを考慮に入れ、適切な予算計画を事前に立てておくことが重要です。以下では、250ccバイクにかかる維持費の内訳を分かりやすく紹介します。

自賠責保険・任意保険

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、公道を走行するすべての自動車やバイクに対して加入が義務付けられている保険です。事故発生時の被害者保護を目的としています。

軽二輪(125cc超250cc以下)の自賠責保険料は、保険期間によって異なりますが、一般的に12か月で7,100円から始まり、より長い期間を選択することで年間の平均コストを下げることが可能です。たとえば、36か月の契約では10,710円となり、月額換算でより低くなります。

一方、小型二輪(250cc超)の場合、自賠責保険料は若干高めに設定されています。12か月の保険料が7,010円で始まり、長期契約にすると、36か月で10,490円です。

【軽二輪(125cc超250cc以下)の自賠責保険料】

保険期間自賠責保険料
12か月7,100円
24か月8,920円
36か月10,710円
48か月12,470円
60か月14,200円

出典:国土交通省「自動車損害賠償責任保険基準料率」

【小型二輪(250cc超)の自賠責保険料】

保険期間自賠責保険料
12か月7,010円
24か月8,760円
30か月9,630円
36か月10,490円
37か月10,630円

出典:国土交通省「自動車損害賠償責任保険基準料率」

250㏄のバイクを運転する際にも、可能であれば任意保険に加入するほうが安心です。自賠責保険がカバーするのは対人賠償のみであり、対物賠償や運転者自身のけがに関しての補償は含まれていません。

任意保険の費用相場は、選ぶ保険にもよりますが、1年間で数万円程度です。

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軽自動車税

軽自動車税は、日本で軽自動車や特定のバイクの所有者に課される税金です。毎年4月1日時点での所有状況に基づいて課税されます。

具体的には、軽二輪の場合、年間で3,600円の税金が必要です。一方で、小型二輪の場合はさらに高く、年間6,000円の税金が課されます。

車種区分税率
原動機付自転車50cc以下2,000円
50cc超90cc以下2,000円
90cc超125cc以下2,400円
軽二輪(125cc超250cc以下)3,600円
小型二輪(250cc超)6,000円

出典:総務省「平成28年度から軽自動車税の税率が変わります」

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自動車重量税

自動車重量税は、車の重量や車種、経過年数によって課税される税金です。自動車の新規登録時や車検時に、車検証の有効期間分をまとめて納付します。

軽二輪(125cc超250cc以下)の場合、一度のみ4,900円が課税されます。初期費用の一部と考えられるでしょう。

一方で、小型二輪(250cc超)の場合は、新規登録から12年経過するまで毎年1,900円が課されます。13年目から17年目にかけては2,300円、18年以上経過した場合は2,500円が毎年の税金としてかかります。

総排気量税率
原動機付自転車(125cc以下)なし(非課税)
軽二輪(125cc超250cc以下)届出時に4,900円
小型二輪(250cc超)登録後12年まで1年:1,900円/2年:3,800円
登録後13年~17年1年:2,300円/2年:4,600円
登録後18年以上1年:2,500円/2年:5,000円

出典:国土交通省「自動車重量税額について」

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ガソリン代

ガソリン代は、バイクの維持費の中で大きな部分を占めるコストです。

軽二輪(125cc超250cc以下)の場合、年間のガソリン消費はバイクの使用頻度や燃費性能に大きく依存します。一般的な250ccバイクの場合、燃費は約40km/L、年間10,000kmを走行、ガソリン160円/Lと仮定すると、ガソリン代は次のように計算できます。

10,000(km)÷40(km/L)×160(円/L)=40,000円

もちろん上記はあくまでシミュレーションなので、燃費や走行距離、ガソリン代によって変動します。

一方、小型二輪(250cc超)については、排気量が大きくなると通常、燃費は悪化する傾向にあります。たとえば、より大きなエンジンを搭載したバイクでは、1Lあたり20km程度しか走行できない場合もあるでしょう。同じ距離を走行する場合でも、ガソリン代はさらに増加します。

メンテナンス代

軽二輪(125cc超250cc以下)では、車検が不要なため、定期的な自己点検または専門店での点検が非常に重要です。点検では、部品の摩耗状態を確認し、必要に応じて部品交換を行います。例えば、年間を通して平均的に消耗部品の交換やオイル交換には、40,000円から80,000円程度がかかると見積もられます。

小型二輪(250cc超)の場合は、排気量が大きいため、メンテナンス費用も増加する傾向です。大型バイクは消耗品の交換頻度や、特定の部品がより高価であるため、年間のメンテナンス費用はさらに高くなる可能性があります。加えて、特定の外国製バイクや絶版バイクの場合、部品の供給が困難であるため、通常よりも高額な修理費がかかることがあります。

駐車場代

駐車場代もバイクの維持費において、忘れずに考えておく必要がある要素です。特に自宅に専用の駐車スペースがない場合、軽二輪(125cc超250cc以下)や小型二輪(250cc超)を所有するためには、駐車場の利用が必須となります。駐車場の料金は、設備や立地、需要によって左右されます。

地域によって駐車場の料金は異なりますが、一般的には都市部での駐車場代が高く、郊外では比較的安価です。また、屋内駐車場や防犯設備が整っている駐輪場の場合は、料金が高くなる傾向にあります。例えば、駅近くや商業施設の近くでは高くなることが多いです。

軽二輪の場合、駐車場代は比較的低価格で済むことが多く、月額数千円程度のところが多いです。小型二輪の場合は、もう少し高い料金が設定されている場合があります。特に都市部では月極の駐輪場を利用すると、月に1万円を超えることも珍しくありません。

まとめ

250ccバイクの所有にあたっては、維持費が必ず伴います。

まず、保険料には自賠責保険が必須で、1年契約の場合は7,100円です。加えて、任意保険にも加入することが一般的で、これは運転者の年齢や運転歴によって費用が異なり、数万円が通常必要です。また、軽自動車税も必要で、250ccのバイクの場合は年間3,600円がかかります。

さらに、駐車場の利用が必要な場合は、その費用も加わります。したがって、250ccバイクを購入・維持する際には、これらのコストを事前に把握し、資金計画をしっかり立てることが大切です。

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