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進化し続けるオールドスタイル スクランブラー900【バイク買取調査隊】

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両はトライアンフ『スクランブラー900』だ!!

※当記事はYouTubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」の協力のもと、モトメガネが編集・構成しています。

スクランブラー900のプロフィール

トライアンフ・スクランブラー900は、900ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載するモダンクラシック・スクランブラーである。新型では足まわりやブレーキ、電子制御、メーター、灯火類などを大幅に刷新。従来型のスタイルを受け継ぎながら、走行性能と装備を現代的に進化させている。

エンジンは900ccの水冷SOHC並列2気筒8バルブ、270度クランクを採用。最高出力は65PS/7250rpm、最大トルクは80N・m/3250rpmである。シート高は790mmで、燃料タンク容量は12L。アップライトなライディングポジションと19インチのフロントホイールを組み合わせ、舗装路から未舗装路まで幅広い走行シーンを想定した構成である。

新型の大きな特徴は、Showa製43mm倒立フォーク、プリロード調整可能なピギーバック式リアショック、鋳造アルミニウム製スイングアーム、320mmフロントディスクとラジアルマウント4ピストンキャリパーなど、足まわりを大幅に強化した点にある。

バイクの特徴をざっくりチェック!

新型スクランブラー900は、クラシックなスクランブラーのスタイルを残しながら、中身を大きく現代化したモデルである。特にフロントフォーク、ブレーキ、リアサスペンション、スイングアームの変更は走りに直結する部分であり、単なる装備追加にとどまらない。

さらにリーン角検知型の最適化コーナリングABSとトラクションコントロールを採用し、Road、Rain、Off-Roadの3つのライディングモードを設定。オフロード走行を意識した電子制御も備えている。

エンジン

搭載されるのは900ccの水冷SOHC並列2気筒8バルブエンジンである。270度クランクを採用し、最高出力65PS/7250rpm、最大トルク80N・m/3250rpmを発揮する。低回転から力強いトルクを発生させる特性で、スクランブラーらしい扱いやすさを重視したエンジンである。

燃料供給はマルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射、駆動方式はOリングチェーン、トランスミッションは5速である。クラッチにはアシスト機構を採用し、軽快なクラッチ操作を実現している。

エンジンはハイマウントの2本出しエキゾーストと組み合わせられ、スクランブラーらしい外観とサウンドを演出する。ボディワークも見直され、エンジンカバーなどが新しいデザインとなっている。

フレーム

フレームは鋼管製ツインクレードルである。新型ではリアまわりにも大きく手が入り、スイングアームを新しい鋳造アルミニウム製へ変更。剛性を高めながら軽量化を図り、軽量なアルミホイールリムと合わせてバネ下重量を抑えている。

シート高は790mm。タンクを絞った形状とスリムなスタンドオーバーにより、足を着きやすい車体形状としている。

足まわり

新型スクランブラー900で大きく進化したのが足まわりである。フロントフォークはShowa製43mm倒立フォークへ変更。リアにはプリロード調整可能なピギーバック式ツインショックを採用している。リアにはプリロード調整可能なピギーバック式ツインショックを採用している。前後サスペンションを強化することで、変化のある路面でも安定した走りを狙った構成である。

フロントブレーキも大幅に強化された。320mm径のフローティングディスクに、ラジアルマウント式4ピストンキャリパーを組み合わせている。従来型から制動系をアップデートした部分である。

ホイールはスポークタイプで、フロント19インチ、リア17インチ。タイヤにはMetzeler Touranceを採用し、オンロードでの操作性と未舗装路への対応を意識した構成となっている。

電子制御も進化した。リーン角検知型の最適化コーナリングABSとトラクションコントロールを装備し、Road、Rain、Off-Roadの3つのライディングモードを設定。Off-RoadモードではフロントABSの介入を緩め、リアABSを無効にすることで、滑りやすい路面でのコントロール性を高めている。

ハンドル・メーター・灯火類

ハンドルまわりではスイッチギアを刷新。幅広のハンドルバーを採用し、アップライトなライディングポジションと合わせてスクランブラーらしい操作感を狙っている。

メーターは従来型から大きく進化。クラシックな丸型インストルメントパネルの中に、LCDとカラーTFTディスプレイを統合している。回転数やギアポジション、ライディングモードなどの情報を表示できる。

Bluetoothにも対応し、アクセサリーのBluetoothモジュールを装着すれば、MyTriumphアプリと連携して電話、音楽再生、ターンバイターン方式のナビゲーションを利用できる。USBポートはType-Cへ変更されている。

ヘッドライトはLED化された。クラシックな円形デザインを維持しながらLEDを採用し、リアライトもLEDとなっている。伝統的なスタイルと現代的な灯火類を組み合わせた構成である。

新型スクランブラー900は、外観だけを変更したモデルではない。フロントフォーク、ブレーキ、リアサスペンション、スイングアーム、電子制御、メーター、灯火類まで幅広く刷新されている。クラシックなスクランブラーらしさを残しながら、車体性能と装備を現代的に引き上げたモデルである。

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