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排気量1ccあたり1000円以下の価格を実現! チョイノリ【バイク買取調査隊】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両は『スズキ・チョイノリ』だ!!

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

チョイノリの車種プロフィール

チョイノリは、その名の通り「ちょい乗り」がコンセプト。「原付ユーザーの平均的な一回の移動距離が2kmに満たない」という市場調査の結果を受けて、通勤通学などの近距離移動だけに絞ったスクーターとして開発されました。徹底的に部品点数が減らされ、快適性よりも低価格を追及。後にカスタム仕様の「チョイノリSS」を追加しています。主にフロント周りの外装を変更することで、スポーティな外観に仕上げられています。

バイクの特徴をざっくりチェック!

スズキ・チョイノリは安さが命。各部品のコンパクト化や、新開発エンジン・新設計フレームの採用、樹脂部品の集約などにより従来車との比較で約4割の軽量化を実現した他、部品点数を約3割削減、ボルト・ナット類の締め付け箇所を約5割削減するなど設計・生産段階での合理化を追求し、最廉価モデルで59,800円(税抜)という新車価格を実現しました。販売目標台数は月計2000台。手頃な価格で人気でしたが、排ガス規制に対応できず、2007年8月末をもって生産を終了しました。

エンジン

 空冷4ストローク49cc単気筒OHV・最高出力2PS/5500rpmのエンジンは耕運機などと同等のスペック。オイルポンプすら付いていない掻き揚げ式で、指導はキックのみ(のちにオプションやモデルチェンジによりセル仕様が登場)。最高速度45km/hでトコトコと走ります。

放熱性、耐磨耗性を高めながら、軽量・コンパクトなエンジンにするために、めっきシリンダーが採用されています。従来は加工費が高コストのため大型スポーツバイクなどに採用されていましたが、低コストかつ従来の5倍以上のスピードでめっき処理できる新技術「高速めっきシリンダー」を開発し、チョイノリに導入しました。

フレーム

フレームは、スクーターの定番「アンダーボーンフレーム」を採用。燃料タンクをシート下に配置し、メインフレームの位置も低くなり、跨がりやすい形状になっています。後期に追加発売された「チョイノリSS」は、フロントカウルも取り外され、骸骨のような姿になりました。

足まわり

フロントフォークにはサスペンションが装備されていますが、リアは昔のハーレーダビットソンのようなリジッド仕様。サスペンションがなく分厚いシートがサスの代わりなので乗り心地を察してください。ブレーキは前後ドラム式ですが、チョイノリのスピードなら十分の効き目です。

ハンドルまわり・灯火類

ごく普通のアップハンドルで、右側がアクセル、レバーはフロントブレーキです。左側のレバーはリアブレーキで、標準では右ミラーのみで左にミラーはありません。装着するメネジはあるのでオプションで付けることができます。

初期型はスピードメーターだけで距離計はついていません。速度は50km/hまでしか表示されませんが、最高速度は45km/h程度なので、これで十分です。

左右ウインカーのいずれかが点滅していても、インジケーターが緑に点滅します。時速30km/hを超えると赤く点滅する警告灯も装備。コストダウンしても安全性に配慮されています。

その他の装備&特徴

ないない尽くしのチョイノリは、セルやオドメータ、買い物かご、スクリーンなど普通のスクーターなら標準装備している品々がオプションになっています。これだけ安価なスクーターを販売できたのは、スズキの企業努力の賜物でしょうね。

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