買ったばかりのバイク、売却したらどれくらいの額が貰えるのか
バイクは日常から趣味まで便利で楽しい乗り物ですが、稀に買ったばかりのバイクを手放さざるを得ない場合があります。
本記事では、急な売却によって新車のバイクがどのぐらいで売れるのかをくわしく解説します。
目次
買ったばかりのバイクであっても、さまざまな事情により売却するケースは多い
バイクは軽快な乗り味と経済性の高さで手軽に手に入れることができる乗り物ですが、さまざまな事情で手放すことも多いでしょう。
自動車に比べてバイクは趣味性がより高い点が特徴で、基本的に一人で運用するものなので、よくある手放す理由として生活の変化があります。
例えば結婚や出産など人生の一大転機を迎えて家族が増えると、バイクでは積載性や安全性の面で不安なため自動車への買い替えが必要となります。
その際にバイクは自宅で維持するか売却するかを迫られますが、維持するだけでも費用がかかるため売却されるケースも多いです。
もしバイクを新車で購入した直後であっても事情によっては手放す必要があるため、気になるのは「ほぼ新車のバイクがいくらで売れるのか」でしょう。
基本的には新車価格より安くなるが、場合によっては同等以上のケースも
バイクを売却する際には買取業者などに見積もりを行ってもらい、バイクの年式や状態、相場などを元に買取金額が決定されます。
新車同然のバイクでも買取に出せば中古車として扱われますので、新車価格と同じということはほぼなく基本的には安くなるケースがほとんどです。
ですが稀なケースとして新車価格より高い買取価格がつく場合も。
ここでは両方のケースをご紹介します。
査定額が安くなるケース
バイクに限らず多くのものは売却する際には新品価格よりも安くなるのが基本で、バイクの場合にはある程度の割合が存在します。
バイクの買取価格は主に年式と走行距離によって決まるもので、年式が古かったり沢山走行して劣化が進んだバイクほど買取価格が下がります。
バイクの車種や相場で買取価格は変動しますが、一般的には新車から4年〜5年経過時点で買取価格は新車価格の4割〜5割まで半減します。
しかしいくら新車で購入したバイクで状態が良好であってもあくまで中古車扱いとなるので、新車初年度のバイクでも買取価格はおよそ新車価格の8割〜7割に下がります。
中大型バイクの多くは100万円〜200万円の価格帯にありますので、新車の状態で売却すると20万円〜60万円ぐらいが消えてしまう計算です。
そこから4年〜5年かけて少しずつ割合が低下していくので、1年〜2年程度なら買取価格の差はそこまで大きくなく、できれば新車を急に手放すことはしたくないものです。
査定額が高めにキープされるケース
バイクの買取金額はほぼすべてのケースで新車価格よりも低くなりますが、近年では他の事情によって新車価格にかなり近いところで買取されるケースがあります。
バイクの中古車市場では現在相場が高騰しており、以前よりも軒並み中古バイクの価格が上がっています。
その理由として挙げられるのが新車の供給不足で、数年前に発生したコロナ禍の影響や、半導体不足に伴う電子部品の供給不良などによって新車の台数が市場に出回りにくくなっています。
その結果として中古バイクに注目が集まっており、新車で欲しくても手に入らないバイクは中古でも欲しいという方は少なくありません。
そういった車種に対してはほぼ新車の状態で売却されるのは買取業者にとって大きなメリットとなり、高値で買い取りしても利益が出ることから買取金額も高くなります。
さすがに新車価格と同じ買取価格になることはほぼありませんが、新車価格の8割〜9割をキープしたまま売却できるケースがあります。
新車価格よりも高くなるケース
バイクを売却するといくら新車でも基本的に価格は下がりますが、古いバイクが新車より高い金額で買取されるケースが増えています。
古いバイクというのはいわゆる「旧車」と呼ばれているバイクで、1970年代〜1990年代ごろに人気だった車種の人気が近年高まっており、それに伴って中古車市場では旧車の価格が高騰しています。
人気の理由はかつての名車を手に入れたいという需要のほかに、映画や漫画などで活躍した昔のバイクに乗ってみたいなどの需要もあり、日本国内だけでなく海外にも輸出される事態になっています。
中には昔の新車価格が200万円台のバイクが1千万円を超える中古車価格で取引される車種もあり、希少な車種ほど高騰具合に拍車がかかっています。
そのためもし所有している旧車を売却することになった場合、車種によっては買取価格でも新車価格より高くなることがあるのです。
もちろんバイクの状態や走行距離によって買取金額に影響はありますが、あまりに古いバイクだからと諦めずに一度買取査定にかけてみると思わぬ利益に繋がります。
バイク未来総研の「リセールプライスランキング」を参考にするのもおすすめ
バイクの買取金額には「リセールバリュー」という指標があり、買取金額が新車価格の何割残っているかを表すものです。
自動車の場合にはさまざまな機関がリセールバリューのランキングを発表しており、車種ごとにおおよそどのぐらいの買取金額が期待できるかを確認できます。
バイクの場合にはリセールバリューを細かく扱ったサイトはないのですが、バイク買取大手のBIKE王が運営している「バイク未来総研」の「リセールプライスランキング」が参考になります。
リセールプライスランキングでは国内主要メーカーの新車購入できる車種を対象にして、売却時の金額を元に独自のポイントを付け、そのポイントが高い車種がリセールバリューの高い車種となります。
もし新車購入時に将来の買取金額も考慮するのであればリセールプライスランキングは重要な指標であり、急にバイクを手放す事態となっても負担が少ない点がメリットになります。
少しでも高値で売るならモトメガネ一括査定で
急にバイクを売却しなければならない際には、一括査定サービスであるモトメガネを利用することでスピーディな高額買取を目指せます。
モトメガネの一括査定サービスはバイクの買取査定を全国の数十社に登る買取業者にまとめて依頼することが可能で、バイクユーザーはモトメガネのサイトに車種や年式などの情報を入力するだけです。
入力された情報を元に自動的に全国の業者が査定を行ってくれて、その結果はモトメガネを通じて連絡されます。
連絡の際には買取金額を高く付けた数社に絞られるので、バイクユーザーは少ない業者とのみ交渉するので手間が少なく便利です。
またモトメガネの一括査定サービスはサイトに入力後早ければ当日中にでも結果がわかるため、バイクを急に売らなければならないときにもすぐに高額査定結果を手に入れられます。
一括査定によって満足行く買取金額が提示されたら、その後は1社に絞って最終的な買取金額の決定やバイクの引取について交渉を行い、実際の買取が実施されます。
まとめ
バイクを事情によってほぼ新車の状態で手放さなければならない場合、いくら新車同然であっても基本的には新車価格より買取金額は何割か下がります。
ただし車種によっては新車価格に近い金額で買取されたり、旧車であるにも関わらず新車価格を大きく超えるプレミア価格で買取されることもあります。
いずれにしても急に売るのであれば一度買取査定にかけてみるのが手っ取り早く、モトメガネの一括査定サービスを利用して買取査定の高い業者を探すと良いでしょう。
もしプレミア価格が付くような車種でも、しっかり高額買取をしてくれる業者が見つかるでしょう。