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買取・売却

【バイク買取初心者向け】買取査定だけ頼むことってできる?

バイクを手放すことを考えている人の中には、「査定をお願いしたら、必ず売らなければならないのだろうか?」と不安に感じる人もいるかもしれません。

買取業者に手間をかけるという引け目から、「査定してくれた業者に売却しなきゃ」という考え方もできる一方で、いくつかの業者に査定してもらえば、より高い額で売却できる可能性も考えられます。

そのため、できるなら査定だけを頼みたいという人は少なくありません。

では、買取業者に査定だけを頼むことはできるのでしょうか。

査定のあとに売却を断ることもできる!

バイクを売却する際、査定時に算出された売却価格に納得できないことはしばしばあります。

あるいは、他の業者に自分のバイクを査定してもらうことで、査定価格を比較したいと思うときも多いかもしれません。

そのような時、査定後の売却手続きを進めずに、他の業者の査定を受けることはできるのでしょうか。

バイクを査定だけしてもらうことができる

結論として、バイクは、査定だけを依頼することができます。

買取業者に査定を依頼し、提示された査定額に納得できなければ、無理に売却する必要はありません。

むしろ、複数の買取業者に査定を依頼することで、相場を把握することができ、自分のバイクの市場価値をより正確に理解することができます。

そのため、複数社での査定を受けることは、特に相場が変動しやすいバイク業界では一般的で、最適な価格で売却するために有効な手段です。

もし売却を強要されたら

しかし、悪質な業者では査定後にバイクの売却を迫るケースも考えられます。

そのようなトラブルをさけるために、査定を依頼する際に「ただちに売却するつもりはない」と事前に伝えておけば、トラブルを避けることができます。

そして、万が一売却を強要された場合には、しっかりと断ることが大切です。

もしきっぱりと断ったにも関わらず、業者がしつこく売却を迫ってきた場合は、地域ごとの消費生活センターに相談するとよいかもしれません。

消費生活センターは消費者がトラブルを相談できる窓口で、相談は無料でおこなうことができます。

また、電話番号「188」(いやや!)に掛けることで、消費者ホットラインにつながり、相談ができる身近な消費生活センターや消費生活窓口に案内されます。

こちらは覚えやすい電話番号で、いざというときに使いやすい点が魅力です。

相談は無料ですが、一定の通話料がかかります。

さらに、万が一契約を結んでしまった場合でも、出張買取であればクーリングオフ制度を利用することで、契約を解除することが可能です。

クーリングオフは契約後8日以内に行使する必要があるため、期間内に冷静に対応することが求められます。

このように、買取業者に無理に売却を迫られた場合でも、いくつかの手段を用いて対応することが可能です。

バイクを悔いなく売却するために

ここまで述べたように、査定だけを依頼することはもちろん可能で、また査定を重ねることで相場がわかり、より高く売却することが可能になることが多いです。

そして、より高価に、よりスムーズに買取をしてもらうには、査定前にしっかり準備を整えることが大切です。

査定前の簡単な整備

バイクを悔いなく売却するためには、売却前に簡単な整備を行うと良いでしょう。

たとえば、バイクを洗車して汚れを落とすことで、査定士に良い印象を与えることができます。

また、バッテリーの状態を確認し、エンジンが確実にかかるように整えておくことも大切です。

エンジンがスムーズにかかる状態で査定に出すと、「不動車」といった扱いをされる可能性がなくなり、査定額が高くなる可能性が高まります。

無理に高額な修理や車検取得をする必要はない

ただし、バイクの査定を依頼する際には、必ずしも修理や車検を通さなくても問題ありません。

特に車検の残り期間が短い場合や、修理が高額になる場合は、無理に整備をすることは避けた方がよいでしょう。

買取業者によっては、車検が切れたバイクや故障したバイクでも買取可能な場合があり、その場合は業者が必要な手続きを行ってくれます。

したがって、無理に車検を通さず、そのまま査定を受けることも十分に選択肢となります。

必要書類の確認

また、バイクを売却する前に必要書類が整っているかを確認することも重要です。

バイクの売却にはほとんどの場合、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)、自賠責保険証、印鑑が求められます。

さらに、排気量ごとに必要な書類が異なります。

125cc以下では標識交付証明書、126cc〜250cc以下では軽自動車届出済証、251cc以上では自動車検査証(車検証)が必要です。

そして、廃車したバイクについては、126cc〜250cc以下の場合は廃車証と軽自動車届出済証返納届、251cc以上では廃車証が求められます。

これらの書類が揃っていないと、売却手続きがスムーズに進まないことがあります。

事前に書類の所在を確認し、万が一紛失していた場合は業者に再発行を依頼するのが無難です。

まとめ

このように、バイクの査定は必ずしも売却とセットではなく、複数の業者に査定を依頼することができます。

もし売却を強要された場合は、きっぱりと断り、必要に応じてクーリングオフの利用を考える必要があります。

また、査定を受ける前に必要な整備を受けたり、必要な書類を用意することで円滑に、より高い金額でバイクを売却できる可能性があります。

無理なくスムーズに取引を進めるためにも、事前の準備を怠らず、業者に対して冷静に対応することが重要です。

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