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バイクは放置すると劣化する!再び乗る際の注意点と安全対策

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バイクは放置すると劣化する!再び乗る際の注意点と安全対策

バイクは、基本的にこまめなメンテナンスが必要です。しかし、「病気やケガでバイクに乗れなかった」「免停でバイクを使えなかった」などの理由から、バイクを放置してしまう状況もあるでしょう。放置していた時期が1か月程度であればバイクに再び乗れる可能性はありますが、長期間放置していた場合は注意が必要です。

当記事では、バイクの放置期間ごとに起こりうる劣化と必要な安全対策、バイクの放置を防ぐ方法を紹介します。放置していたバイクにそのまま乗ってしまうと、思わぬ事故につながる危険性もありますので、まずは当記事を参考にバイクを点検しましょう。

期間別!放置バイクの劣化状況と安全対策

放置していたバイクに再び乗りたいと考えている場合、まずは点検して劣化状況を確認することが大切です。バイクの放置期間によって、必要な対策は異なります。劣化が進んだり事故を招いたりする可能性があるため、エンジンが動いてもそのまま乗ることは避けてください。

ここからは、期間別に起こりやすいバイクの劣化と安全対策を解説します。

【1週間】鉄部分にサビが生じる

バイクを約1週間放置すると、フロントフォークのインナーチューブやディスクブレーキにサビが出ます。バイクに使われている鉄は、水や酸素によって腐食しやすいため、普通に乗っているだけでもサビが生じます。放置するとサビが進行し、金属の耐久性が低下するので、サビが発生したらすぐに対処することが大切です。

<安全対策>

放置して1週間程度の進行する前のサビであれば、金属たわしでこすったり、キッチンで使用するようなクレンザーを付けてスポンジでこすったりすると落とせます。ただし、一度サビが出てしまうとその後もサビやすい状況になります。そのため、放置することが分かっている場合は、事前にサビが出にくいワックスなどを塗るとよいでしょう。

【1か月】タイヤとバッテリーが劣化する

バイクを約1か月放置した場合は、タイヤとバッテリーの劣化に注意が必要です。時間が経つと、ゴムの分子の間から少しずつ空気が漏れ、自然にタイヤの空気圧が減少します。空気圧が低いと、バイクのハンドルを重く感じたり、角を曲がりにくくなったりするため、そのまま乗るのは危険です。

また、バッテリーはバイクを使っていなくても自然に放電しています。長期間乗らないとバッテリーが上がってしまうため注意しましょう。

<安全対策>

乗る前に空気圧を測り、バイクの指定空気圧まで入っているかを確認してください。空気を入れる際は、ガソリンスタンドなどにあるコンプレッサーを借りると、空気入れ用のエアゲージが付いているので空気圧を調整しやすいでしょう。自転車用の空気入れが米式バルブに対応している場合は、バイクのタイヤにも使用できます。

また、バッテリーが上がっていたら、バイクショップやガソリンスタンドで充電してもらいましょう。市販の充電器を使って自分で充電する場合は、容量の10分の1以下の電流で充電する必要があります。バイクに対応している充電器を用意し、取扱説明書をよく読んでから使ってください。

【3か月】タイヤの空気が大幅に減る

バイクを放置して約3か月が経つと、タイヤの空気が大幅に減ります。タイヤの劣化が本格的に進むため、そのままバイクに乗ったり放置したりすることは避けてください。

空気が減った状態で走行すると、運転中にタイヤが変形して、ひび割れが起こる危険性があります。また、長期間移動しないことでタイヤと地面の接地面に負荷がかかり、タイヤが変形します。

<安全対策>

1か月放置した場合と同様に、バイクに乗る際は必ず空気圧をチェックし、抜けた空気を入れましょう。今後もバイクの放置が続くようなら、定期的にタイヤを回転させて負荷を分散させることも大切です。センタースタンドがある場合は、タイヤの劣化を軽減できるため必ず使用しましょう。

【6か月】ガソリンが劣化する

約6か月放置すると、ガソリンに含まれる成分が酸化し、変色して刺激臭を発するようになります。酸化したガソリンの影響でタンクや配管の腐食が促進されるため、タンクの交換が必要になる可能性もあるでしょう。

また、揮発成分が抜けることで、ガソリンの粘度が上がります。流動性が悪化し、エンジンの作動にも問題が起こります。エンジンがかからない可能性があるだけでなく、最悪の場合、エンジンが故障して重大事故につながりかねない危険な状態です。

<安全対策>

まずは、バイクから古いガソリンを抜いて、ガソリンスタンドで新しいガソリンを給油しましょう。バイクを6か月放置するのが判明している場合は、あらかじめタンクや配管などからできるだけガソリンを抜き、保管する方法がおすすめです。

ガソリンを完全に抜くとタンク内部にサビが出る可能性があるため、オイルスプレーなどでコーティングしましょう。長期間放置することが分かっているなら、放置する前にガソリンに劣化防止剤を使う方法も効果的です。

【1年】全体的に激しく劣化する

なんの手入れもせずにバイクを約1年間放置した場合、劣化が全体に広がります。サビがバイクのさまざまな部品に発生し、部品の劣化によってエンジンが故障する可能性も高まるでしょう。バッテリーが上がり、ガソリンの劣化も進んだ状態です。

<安全対策>

ガソリンの劣化対策をしていれば、バッテリーを交換することでエンジンを動かせる場合があります。バッテリーを交換する際は、端子を付け外しする順番に注意してください。まずは、エンジンキーを抜いてシートを外し、固定金具が付いている場合は外します。マイナス端子、プラス端子の順に外すと、古いバッテリーを取り外せます。新しいバッテリーを取り付けるときは、プラス端子、マイナス端子の順番です。

また、これまでの期間ごとに解説した対策を参考に、発生したサビやタイヤの劣化、空気圧などのチェックも実施してください。タイヤが劣化してひび割れが進行している場合は、バイクショップなどに相談し、必要に応じて交換しましょう。

【5年】エンジンが始動しないほど劣化する

約5年間放置すると、劣化したガソリンがこびりつき、エンジンをかけられるような状態ではありません。バイク外装に付着したカビや埃などの汚れはもちろん、ブレーキレバーの動きに支障が出たり、タイヤの劣化でゴムが硬くなったりするなど、さまざまな部品に支障が出るでしょう。

<安全対策>

5年も放置した場合は、バイクの内部やさまざまな部品が劣化するため、分解してチェックする必要があります。自分ではメンテナンスが難しいので、バイクショップなどに修理を依頼することをおすすめします。

バイクを放置状態にしたくない場合は?

バイクを放置するとさまざまな部分が劣化するため、放置せず定期的にメンテナンスすることが大切です。定期的なメンテナンスが難しい場合は、誰かに預けたり、売ったりする方法を検討しましょう。ここからは、バイクを放置状態にしたくない場合に、検討すべき選択肢を3つ紹介します。

友人などに預ける

バイクの管理を頼める友人や知人などがいないか、探してみましょう。バイクをよい状態で維持するには、定期的に動かすことが大切です。定期的にバイクに乗ってくれる友人や知人がいれば、バイクを放置することなく維持できます。

ただし、友人などに預ける場合は、万が一バイク事故が起こったときに補償が受けられるよう、保険内容を見直すことが重要です。

バイクショップに預ける

バイクショップによっては、有料でバイクを預かり保管するサービスを提供している場合があります。特に、雪が多くて冬の間バイクに乗れない地域では、バイクショップが冬期の預かりサービスを行っています。

ただし、バイクの預かりは全国的に行われているサービスではありません。しかし、個人のバイク店であれば、相談次第でバイクを預かってくれる可能性があります。以前から付き合いのある個人店があれば、バイクの預かりが可能か相談してみましょう。

バイク買取店に売る

放置する期間が明確ではなく、次にいつ乗れるのか分からない場合は、バイク買取店に売ることも検討しましょう。劣化するまでバイクを放置してしまうと、修復に費用がかかります。また、メンテナンスをしながら適切に保管できなければ、サビが発生したりタイヤが劣化したりしてバイクの価値を下げてしまいます。

そのため、いつまで放置することになるか分からない状況なら、早いタイミングで売却を決断するのも1つの方法です。きれいな状態で売れるため、放置してから売却するよりも高い査定金額が期待できるでしょう。

まとめ

バイクは定期的に手入れせず、そのまま放置していると、さまざまな劣化が生じます。放置から約1週間が経つと鉄部分にサビが生じ、約1~3か月になればタイヤやバッテリーが劣化して、約6か月が経過するとガソリンが劣化します。

ずっと放置していたバイクを点検・メンテナンスする手間が生じるので、バイクに長期間乗らないことが分かっている場合は、あらかじめ劣化を防ぐ対策を講じることが大切です。バイクに乗る機会が今後もないと予想されるなら、バイク買取店に売ることも検討しましょう。

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