
走りが楽しい俊足マシン!PCXハイブリッド【バイク買取調査隊】
目次
PCXハイブリッドの車種プロフィール

今回紹介する「PCX」は、2018年に発売された水冷4ストローク・単気筒の125ccエンジンに電動駆動アシスト機能を追加したハイブリッドの原付二種スクーター。通常のガソリンエンジン搭載車であるPCXをベース車両として、高出力型リチウムイオンバッテリーをエネルギー源にしたモーターアシスト駆動を追加。既存の125cc4ストロークエンジン搭載のスクーターと比較して、より機敏なスロットルレスポンスと高い動力性能を発揮することに成功している。

バイクインプレ
車両の特徴

車体サイズは全長が1925ミリ、全幅745ミリ、全高1105ミリ、シート高764ミリ、ホイールベースは1315ミリで、車両重量は135kgとなっている。
キャスター角は27度、フロント100/80-14インチ、リア120/70-14インチのタイヤサイズを採用。前後ともにキャストホイールにチューブレスタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークOHCの単気筒。ボアストロークは52.4ミリ×57.9ミリのロングストローク。圧縮比は11.0で最高出力は12馬力/8500回転、最大トルクは12Nm/5000回転。燃料供給はフューエルインジェクションを採用。これに加えてエンジンの始動や発電を担うACGスターターに、駆動アシスト機能を追加したモーターアシストユニットを搭載。最高出力は1.9馬力/5000回転、最大トルクは4.3Nm/3000回転を発揮する。トランスミッションには無段変速式(Vマチック)を採用。

走り
アクセル開度に対してリニア過ぎる反応&加速

まず最初に感じたことは、ガソリンエンジンのみを搭載するスタンダードのPCXと比較して、スロットル開度に対する反応のリニアさがまったく違うということ。一般的なユニットスイング式のエンジン&遠心クラッチを組み合わせたスクーターは、スロットルの開度と実際の加速タイミングに『ラグ』が生じてしまう傾向が多少なりとも存在する。しかし、このPCXハイブリッドはモーターアシスト駆動による出力&トルクアップのおかげでラグを可能な限り抑制しているので、よりスムーズな加速を体感することができる。
2つのドライブモードを搭載。Sモードは250ccスクーターに匹敵!

ドライブモードは燃費性能を追求する「Dモード」と、スポーツ性能を高めた「Sモード」の2種類が選択可能だが、Dモードでも既存の125cc4ストロークエンジン車と比較すると、同クラスとは思えないようなリニアな発進と加速を見せる。そしてSモードではそれ以上のレスポンス&加速の良さが体感でき、例えるならば250ccスクーターに匹敵するほどの動力性能と言っても過言ではないだろう。いわゆるマイルドハイブリッドに準ずるシステムとはいえ、このリニアな反応と加速はかなり大きな効果だと言えよう。
総括

見た目はガソリンエンジン搭載車のPCXとほとんど大差ないが、ハイブリッドシステムへと進化することでまったく別物と思えるほどのリニアな反応&加速を実現するPCXハイブリッド。いわゆる原付二種スクーターの中では一歩抜きん出た動力性能を体感できる、希有な1台と言える。
※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成したものです。
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