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実用性を重視した付き合いやすいスポーツバイク Ninja250【バイク買取調査隊】

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

カワサキの『Ninja250』だ!!

Ninja250の車種プロフィール

2012年8月1日にNinja250Rがフルモデルチェンジし、「Ninja250」として発売を開始。車名末尾から“R”が取られ、ZX-10RやZX-6Rと共通のデザインに刷新された。先代モデル同様、水冷4ストローク並列2気筒DOHCエンジンが採用されているが、内部構造は全面的に見直されている。また足回りはホイールが変更され、ABS仕様も追加された。バリエーションモデルとして、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・ブラジル向けに、296cc並列2気筒エンジンとアシスト&スリッパークラッチを採用した「Ninja300」も発売されている。

バイクの特徴をざっくりチェック!

発売と同時にクォーターブームを巻き起こした『Ninja250』。エンジン、車体、足回り、ハンドル周りとその他の特徴的な部分をチェックしていこう。

エンジン

エンジンは1985年に発売されたGPZ250Rから脈々と受け継がれてきた排気量248ccの水冷並列2気筒エンジンを熟成を重ねて搭載。最新モデルは令和2年排出ガス規制に適合している。最大出力35PS/12500rpm、最大トルク2.2kgf・m/10500rpmで、燃費は25.1km/L。街乗りからロングツーリングまで幅広くこなすオールラウンダーだ。

車体(フレーム)

フレームは、トレリスタイプを採用している。補強だけで構成されたダイヤモンドフレームのような形状で、フレームで三角形(トラス)を作る事から「トラスフレーム」とも呼ばれている。ドゥカティを始めとした海外メーカーに多く使われており、太さが異なるフレームを組み合わせることで剛性バランスを取っている。

足回り

フォークは41mmの正立タイプ、リアはモノサスペンションを採用。フロントブレーキは放熱性に優れた310mm径セミフローティングペタルディスクを装備。キャリパーはフロントがデュアルピストン、リアは外径220mmペタルディスクが装着されている。タイヤサイズは、フロントが110/70R17M/C 54H、リアは140/70R17M/C 66H。必要最低限の装備とすることで、ローコスト化に貢献している。

ハンドルまわり・灯火類

約160㎏の軽量な車体によって、高い安定感と軽快なハンドリングを実現。一般的にフルカウルのバイクはハンドル切れ角が犠牲になりやすいが、ニンジャ250はセパレートハンドルながらアッパーブラケットの上にハンドルバーを設置することで、左右各35度のハンドル切れ角を確保している。

メーターユニットは、中央に大型アナログタコメーターを配したスポーティなレイアウト。ギヤポジションやスピードなども見やすい。

急激なシフトダウンの際にリヤタイヤが跳ねるのを防止する「アシスト&スリッパークラッチ」を採用。クラッチレバーの操作は軽く、頻繁にクラッチを切る市街地はもちろん、ツーリングでも負担を軽減してくれる。

その他の装備&特徴

燃料タンク容量は17Lと大型。400㎞の無給油ランも余裕でこなすことができる。ただしリアシートの積載性の低さはロングツーリングには辛いところ。何らかの工夫が必要だ。

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