バイクの乗り換えは何年目がよい?おすすめ時期や必要な手続きを解説
バイクを所有している方の中には、「そろそろ新しいバイクに乗り換えたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。バイク好きな方であれば、定期的に乗り換えるケースも少なくありません。
当記事では、バイクを乗り換えるなら何年目を目安にするとよいのかという点にくわえて、実際に乗り換えるにあたって必要な手続きなどを解説します。バイクの乗り換えを検討するタイミングについても触れているため、乗り換えるか迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
バイクの乗り換えは何年目を目安にするとよい?
同じバイクに長く乗っていると、違うバイクに乗りたいと思い始める方は少なくありません。しかし、バイクは安いものではないため、乗り換えたいと思ってもすぐに実現できないことが多いでしょう。
ここでは、一般的に何年目でバイク乗り換えをするのがよいかを解説します。
新車を乗り換える場合は3年目または5年目
250cc以上のバイクを新車で購入すると、登録後3年目が最初の車検です。車検の時期に合わせて、乗り換えを検討するとよいでしょう。車検の前に乗り換えれば、車検費用を次のバイクの購入費に充てることも可能です。新車バイクを購入してから3年目は、まだ年式が新しいため、中古車としても人気があります。
また、新車で購入したバイクの2回目の車検が5年目にやってきます。5年間乗っていたバイクは、走行距離も長くなり不具合が出てくることもあるでしょう。バイクの価値は、年数の経過と走行距離が長くなると下がります。メンテナンスにも費用がかかるようになるため、2回目の車検代がかかる前に乗り換えを検討するのもよいでしょう。
バイク購入から5年が経っていれば、バイクローンを完済しているケースも多いです。ローンの残債がなければ自由に売却できるため、乗り換えるにはよい機会でもあります。
中古車を乗り換える場合は2年目
中古のバイクを購入すると、2年後に車検がくる可能性があります。バイクショップに車検を依頼すると、法定費用、代行手数料、整備諸費用、部品代など平均費用は5万円~10万円が相場となります。車検を受ける前にバイクを乗り換えると、その分の費用をバイク購入の資金に充てられるでしょう。
ただし、バイクのローンが残っている場合は、新車購入の際に今後の費用負担が増える可能性があります。バイクのローン返済について確認してから、乗り換えを検討しましょう。
1年未満で買い替えるケースもある
ライダーの中には、1年未満でバイクを買い替える方もいます。短い期間で乗り換えるメリットは、以下の通りです。
- 常に状態のよいバイクに乗れる
- 高値で買取してもらいやすい
- 維持費がかからない
- 気になっている新車種に乗り換えられる
また、バイクを3月末までに売却して、4月1日以降に乗り換えると平均6,000円~1万2,000円の税金を節税できます。1年未満で新車種に買い替える場合は、高値で買取してもらえる一方で、新しいバイクの費用もかかります。3月末までに売却して節税ができれば、金銭面での負担も減るためおすすめです。
バイクの乗り換えを検討するタイミング
バイクの乗り換えを検討するタイミングは、人によってさまざまです。しかし、きっかけとなることがあるからこそ、乗り換えを考えるようになります。
ここでは、バイクの乗り換えを検討するのに最適なタイミングと、賢いバイクの乗り換え方を解説します。
バイクの寿命が迫ったら
バイクの寿命が近づいてきたら、乗り換えを検討するタイミングです。バイクの寿命がきてからではなく「くる前」に乗り換えるのがポイントです。寿命前と後では、買取価格に大きな差が出るため、賢く乗り換えるには寿命を意識して、バイク買取を依頼する必要があります。
バイクの寿命は、一般的に走行距離5~10万キロと言われています。ただし、日ごろのメンテナンスや保管方法、乗り方などによって細かい寿命は異なるため、5~10万キロはあくまで目安としてとらえておきましょう。
乗り換えより修理にお金がかかったら
バイクの乗り換えを検討するタイミングとして、修理にお金がかかると感じ始めたときが挙げられます。乗り換え費用よりも修理費用が高くなると判断できたら、そのときがタイミングと言えるでしょう。
現時点でかかる修理費用と、このまま乗り続けた場合に将来的にかかる修理費用を考慮して、今乗り換えるのとどちらがコストを抑えられるか考えてみてください。車検や修理時の見積もり金額を目安にするのも1つの方法です。
「気に入っている愛車なので乗り続けたい」という場合は、修理代がかかってもメンテナンスをしながら乗り続けるのが最良の選択です。ただし「まだ乗れるから」と金銭的な理由で乗り続けている場合は、将来的な修理費用と乗り換え費用を比較することをおすすめします。
後悔のないように、今所有しているバイクにかかる費用をしっかりと計算しておきましょう。
バイクの用途が変化したら
バイクの用途が変化したタイミングで乗り換えるのも一案です。バイクの用途としては、おもに以下のようなものが挙げられます。
- 通勤で街中をメインに走る
- 長距離ツーリング
- 買い物など日常の足として使う
- 仕事で使う
たとえば、大型バイクに乗っていた方が、通勤のために小型バイクや中型バイクに乗り換えるパターンがあります。ほかにも、生活の足として使っていた方が長距離ツーリングの魅力にハマり、大型バイクを購入するといったパターンもあります。このように用途に変化があったタイミングで、バイクの乗り換えを検討するとよいでしょう。
バイクを乗り換える際に必要な手続きとは?
バイクを乗り換えることになったら、どのような手続きが必要になるのか具体的に解説します。まず、古いバイクの廃車手続き・必要書類は以下の通りです。
●125cc以下のバイク
市区町村の役所で行い、以下のものが必要です。
- 取り外したナンバープレート
- 印鑑
- 標識交付証明書
- 廃車申告書
●126~250ccのバイク
廃車手続きは、ナンバープレートを管理する陸運局で行い、以下のものが必要です。
- 取り外したナンバープレート
- 印鑑
- 軽自動車届出済証返納証明書交付申請書
- 軽自動車届出済証返納届
- 軽自動車届出済証
●251cc以上のバイク
ナンバープレートを管理する陸運局で行い、以下のものが必要です。
- 取り外したナンバープレート
- 印鑑
- 抹消登録申請書
- 車検証
- 手数料納付書
続いて、新しくバイクを購入した際に必要な手続き、自賠責保険、任意保険、ノンフリート等級の引継ぎについて簡単に説明します。
250cc以下の中古バイクに乗り換えるには、自賠責保険の変更手続きが必要です。書類を揃えて保険会社またはバイク店に提出し、変更手続きをしてもらいます。また、任意保険の名義変更も必要です。新しい車検証を用意して、保険会社か保険代理店に連絡しましょう。違う車種に乗り換えた場合には、新しく保険に入り直さなければなりません。トラブルを防ぐためにも、しっかりと変更手続きを行いましょう。
また、無事故でいるとノンフリート等級が上がっていきますが、バイクを乗り換えるときは引き継ぎが必要です。ただし、125cc以下と125cc超のバイクでは排気量の違いにより適用保険が異なるため、等級の引継ぎはできません。
もし、乗り換えに必要な書類が手元にない場合は、買取業者に相談しましょう。中には、再発行の手続きをしてくれる業者もいます。
まとめ
バイクを乗り換えるタイミングとしては、新車であれば1回目の車検の時期である3年目または5年目がおすすめです。中古車を乗り換える場合も、車検の時期に合わせて2年目を目安に考えるとよいでしょう。そのほか、バイクの寿命がくる前、乗り換えより修理に費用がかかるとき、バイクの用途が変わったときなども乗り換えタイミングの1つです。
乗り換えにあたって、今乗っているバイクを買い取りに出したい場合は、モトメガネバイク買取にご相談ください。全国のバイク買取店が査定するため、納得いく価格で売却できます。得た資金を元手に新しいバイクに乗り換えてはいかがでしょうか。
バイクローンについては、こちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:バイクローンの審査基準や審査落ちを防ぐためのポイントを解説|マネーFix
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