通勤で使っているバイク、高く売るにはどうすればよい？
通勤でバイクを使用している人の中には、何らかのきっかけで現在乗っているバイクを売却しようとしている人もいるでしょう。
本記事では通勤で使うバイクの特徴・通勤で使うバイクを高く売る方法などについて、くわしく解説していきます。
通勤で使われるバイクの特徴
通勤バイクで使われるバイクを選ぶ際は、目的地まで最速かつ燃費よく走ることが可能であることが重視されます。
通勤用バイクでは125ccクラスが定番
通勤で使われるバイクの代表格は125ccクラスの排気量のバイクです。
理由としては、125ccのバイクは50ccなどの原付（小排気量）バイクのように時速30キロ規制・二段階右折などの必要なく、自動車・バスなどで混雑する交通の流れに合わせてスムーズに走れるためです。
また125ccクラスのバイクのバイクは、バイクの車幅のスリムさ・車体の大きさから機動性に優れているので、車線変更なども大型バイクほどのスペースを気にする必要がありません。
駐車の際の取り回しや毎日の運転もストレスなくでき、まさに通勤に適していると言えるでしょう。
125ccのバイクに続いて人気のある通勤向けのバイクは、ホンダ・スーパーカブ110、スズキ・アドレス110などのバイクです。125ccと比べて一回り小型ながらも、必要十分なパワーがあり、通勤にピッタリです。
また近年は250ccクラスのスポーツバイクも街乗りではパワーにも余裕をもってキビキビと走りを楽しめるため、朝夕の時間帯に通勤用バイクとしてよく見かけるようになりました。
通勤用バイクを通勤利用度別に分けて表にまとめてみました。
| バイクカテゴリー | 代表モデル | 通勤利用度 |
| 商用バイク | ホンダ・スーパーカブ50cc/90cc/110cc | ★★★★ |
| スクーター（～125cc） | ホンダ・PCX125、スズキ・アドレスV125、ヤマハ・NMAXなど | ★★★★★ |
| スクーター （125cc～200cc） | ホンダ・PCX150/160、スズキ・バーグマン | ★★★★ |
| スクーター（50cc） | ホンダ・トゥデイ、ヤマハ・ビーノ・ヤマハ・JOG | ★★★★ |
| ミニバイク | ホンダ・モンキー125、ホンダ・CT125ハンターカブ、ホンダ・グロム・スズキ・ジクサー125 | ★★★★ |
| ビッグスクーター （250cc） | ヤマハ・マジェスティ、ホンダ・フォルツァ、スズキ・スカイウェイブ | ★★★ |
| スポーツバイク | ホンダ・CBR250、ヤマハ・YZFｰR25、カワサキ・ZX25、スズキGSXｰR125、スズキ・ジクサー150 | ★★★ |
表にまとめたバイク以外でも、ヤマハ・YBR125などのミニバイクは燃費が非常によく、ギア操作もあり、通勤でもしっかりと走りを楽しむことができるようなバイクもあります。
通勤に使うバイクを選ぶ際、燃費や機能性だけでなくバイクのルックス・走り方なども考慮すれば、通勤時間をより楽しめるようになるでしょう。
スクータータイプであることが多い
まず通勤で使われるバイクのタイプを見ると、スクータータイプのバイクが通勤で利用されることが圧倒的に多いです。
なぜスクータータイプが通勤で人気かと言うと、機動性・またがって乗る必要がない手軽さ（スラックスズボンなどでも伸びずにOK）・ギア操作なくだれでも気軽に運転できること・メットインなどの収納性・燃費の良さなどが選ばれる理由だと言われています。
ただし、スクータータイプのバイクでも50cc原付バイクであれば、30キロ速度制限・二段階右折などとルールがあるので、通勤により長い時間を必要とします。
3キロ以上離れている職場への通勤であれば、幹線道路でも流れに乗れる125ccクラスのスクータータイプのバイクが人気です。
走行距離が長い
通勤で走っているバイクの特徴として、走行距離が長い傾向にあることです。
たとえば週5日・往復15kmを通勤するバイクの3年間のトータル走行距離は11,700キロです。
また週末の買い物・帰宅途中などでの寄り道を入れると3年間で15,000キロ前後の走行距離が想定されます。
15,000キロ走行したバイクであれば、タイヤ・バッテリーなどの消耗品交換、また使用年数・走行状況によっては各パーツの点検も必要です。
よって通勤用のバイクは、週末ツーリング専用などのバイクに比べて走行頻度が高いので、走行距離が伸びやすいと言えるでしょう。
色褪せ、汚れなどが比較的多くみられる（趣味のバイクと比べて）
さらに通勤用のバイクは見た目については、同じ年数を経過したバイク（趣味のバイク）と比較した場合、色褪せ・汚れが目立つタマが多いでしょう。
通勤用のバイクに対しては、趣味のバイクと比べて日頃からの手入れが念入りにできないことが多いようです。
たとえば、通勤用のバイクはバイクカバーをあまりかけない、洗車・ワックスしない・雨ざらしなどの環境下にあることが多いです。
一方、趣味のバイクはいつも磨きあげて、ガレージ保管などの良好な保管状態でバイクをキープしているケースが多いでしょう。
通勤で使っていたバイクを高く売る方法
通勤で使っていたバイクは上記のような特徴を持っていますが、このようなバイクを高く売るには、どのようなポイントを抑えれば良いのでしょうか。
以下で解説します。
洗車をして見た目を綺麗にする
通勤用のバイクを高く売ろうとする際、大切なのが洗車をしっかりすることです。
バイク専用シャンプーなどがあればベターですが、ない場合は台所にある食器用洗剤などを使うことも可能です。
中性洗剤をバケツに入れてしっかりと泡立ててから洗えば、長年の通勤で蓄積した汚れもある程度は落とすことができます。
洗車のポイントとしては、たっぷりの水であらかじめホコリ・汚れを洗車ブラシなどで落としてから洗剤の泡で汚れを浮き出すように洗いましょう。
また、できるだけ直射日光の強い場所での洗車は避け、洗剤で洗った箇所は洗剤が乾く前にすばやく水で洗い流すことが大事です。
また、洗車後のワックスについては絶対必要というわけではありませんが、可能であれば手持ちのワックスをかける・つや出しコーティング剤などで仕上げると、さらにキレイな見た目となります。
同じバイクだとしても、手間をかけて洗車をおこなえば、査定額は高くなる可能性も十分あるでしょう。
カスタムした部分はなるべくノーマルパーツに戻しておく
通勤用バイクであっても、多少のカスタムを施したバイクであれば、可能な限りノーマルパーツに戻しておくことがおすすめです。
それは、一般的にバイクはノーマル状態の方が査定額が高くつくからです。
もしカスタムをお店でしてもらって、自分で取り外し・交換などができない人は、できるだけノーマルパーツが手元にあれば、査定の際に一緒に出しましょう。
ノーマルバイクの査定額の影響などについては、こちらを参考にしてください。
一括査定に申し込む
通勤のバイクを高く売るための方法として、一括査定の業者に申し込むことが有効です。
一括査定を利用するメリットは、複数業者が査定を出すので高額査定の業者を選ぶことができる・ネットからの申し込みが5分ほどで完了するなど費用対効果よく高額査定を探すことができることです。
一括査定の申し込みの際には、モトメガネバイクの買取査定がおすすめです。
また一括査定についてくわしく解説した過去記事もありますので、参考にしてください。
まとめ
本記事では通勤で使ったバイクを高く売る方法について、通勤バイクの特徴を説明したうえでくわしく解説しました。
転勤などを機に通勤バイクを手放す必要が出てくるケースもあると思いますので、通勤で使っていたバイクも高く売れるようにしておきましょう。
