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買取・売却

メンテナンスの時に便利な「点検整備記録簿」、あると査定にもプラスかも?

バイクは定期的に点検し、その内容を記録しておくことが重要になります。

そして、定期点検の際に記入する必要がある「点検整備記録簿」は、これまでどのような整備を受けてきたのかを確認できる便利な書類で、バイクの状態を把握するうえで欠かせないものになっています。

では、その「点検整備記録簿」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

点検整備記録簿とは

バイクに乗っていると、「前よりエンジンのかかりが遅い」「ブレーキの感触が変わった気がする」といった、小さな変化に気づくことがあります。

こうした変化を早めに把握し、必要な整備につなげるためには、点検内容を確実に記録しておくことが欠かせません。

そのとき役に立つのが、点検や整備の履歴をまとめて残せる「点検整備記録簿」です。

点検整備記録簿の概要

点検整備記録簿は、定期点検や整備を行った際に、その日時や点検結果、整備の概要などを記録するための書類です。

道路運送車両法第49条では、使用者が車両に備え付けておくこと、そして定期点検や整備をした際は遅滞なく記入することが定められています。

記録される内容は、点検日や整備完了日だけでなく、法令で定められた項目についての確認結果も含まれます。

また、この記録簿は整備歴を時系列で見直す際にも有効で、消耗部品の交換時期の判断や、以前の点検内容との比較による状態の把握にもつながります。

つまり、点検整備記録簿は日常では気づきにくい消耗品の交換時期や車両の変化などを把握しやすくする書類でもあります。

点検整備記録簿の保存

点検整備記録簿は、バイクに備え付けて保管しておく必要があります。

国土交通省令のひとつである自動車点検基準によれば、1年ごとの点検を受けるバイクは、記録簿は2年間保存することが求められています。

ただし、保存期間が過ぎたからといって捨てる必要はありません。

むしろ、長い期間の記録が残っていることで、整備の履歴をまとめて確認することができるようになり、バイクの状態を把握するうえでも役立ちます。

つまり、できる限り残しておくことで、車両の維持管理に活かせる大切な資料になります。

電子ファイルでも保存可能に

実は、点検整備記録簿のうち、バイクに備え付けるためのものは、紙で作成するだけでなく、規定に従えば電子データとして作成・保存することも可能です。

国土交通省令によれば、スマートフォンやタブレットなどの電子媒体にファイルとして保存したり、スキャンデータを電子媒体に保管したりする方法が認められています。

ただし、電子保存する場合には、必要なときに直ちに明瞭な状態で表示できることが求められています。

また、運輸支局などでの検査時には紙の記録簿を提示する必要があり、紙の点検整備記録簿が完全に不要になるわけではない点には注意が必要です。

このように、日常的な記録としては電子保存された点検整備記録簿が長期保管やバックアップに適した手段となっています。

整備記録を残しておくと査定の際に評価されることも

点検整備記録簿を残しておくことは、バイクを持っている間のメンテナンスを適切に行うことができるメリットだけでなく、売却時にも得をすることがあります。

点検整備記録簿に整備内容が確実に残されていることは、その車両が適切に維持されてきた証拠となります。

そのため、長期間にわたり記録が揃っているバイクは、次の使用者にとっても安心材料となり、売却時には評価されることがあります。

記録簿の内容は、その車両がどのように扱われてきたかを示す重要な資料であり、丁寧に保管しておくことで車両の価値を支える一要素になります。

定期点検では何をしなければいけないの?

このように、点検整備記録簿はバイクの整備状況を表す重要な書類です。では、この記録簿にはどのような内容を記す必要があるのだろうか。

点検整備記録簿には、定期点検の結果を記録することになっています。

定期点検では、安全に走るために必要な多くの箇所を確認するため、どの部分をチェックしたのかを知っておくと、記録簿の役割がより理解しやすくなります。

まず確認する項目がハンドルまわりやブレーキといった走行に直結する部分です。

また、タイヤの状態やチェーンの張り具合、電気系統の作動、エンジンの調子、排気や燃料まわりの漏れがないかなど、バイクの動作に関わるあらゆる範囲が点検すべき対象に指定されています。

このほか、ラジエター液やホース類の状態、フレームの緩みや損傷といった外観では見えにくい部分も点検対象に含まれており、どれも安全に走るために欠かせない要素です。

これらの項目は、日常の目視だけでは異常に気付きにくい部分も多いため、定期点検として専門的に確認しておくことが重要です。

点検の結果は点検整備記録簿にまとめられるため、どの時期にどの箇所がどのような状態だったのかがわかり、車両の状態を長く把握していくうえで役立ちます。

しかし、定期点検は項目が多岐にわたるため、自分で点検するのが難しい場合は整備工場に依頼するのが無難です。

その場合は、整備工場などから記録簿をしっかり受け取ってバイクに備えておくことが必要とされます。

まとめ

点検整備記録簿は法的に記載と保存が義務付けられているだけでなく、整備するときに活用できる重要な書類です。

可能な限り長い期間の記録を保存することで、バイクの適切な整備だけでなく、売却の際に有利な査定につながることもある。

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