バイク売るならモトメガネ買取!チェック!

利用規約プライバシーポリシーに同意の上、ご利用下さい。
※個人情報はバイク査定のみで使用し、一定期間後に削除されます。

中古バイクにある「減算歴車」 愛車がそうならないために必要な届出は?

中古バイクを探していると、ときどき走行距離の欄に「減算歴車」と記載されたバイクに遭遇することがあります。

このようなバイクは相場より安めに取引されることも多いようですが、そもそもどのような車両をさすのでしょうか。

減算歴車はメーターの走行距離が正確でないバイク

相場より安い中古のバイクには、ときおり「減算歴車」と書かれたものがあります。

減算歴車とは、実際に走行した距離と、オドメーターに表示される走行距離が一致していないバイクをさします。

こうしたバイクが生じる原因として多く挙げられるのは、メーター交換の際に実走行距離の記録が失われてしまったケースです。

さらに、古いバイクの場合は、意図的にメーターが巻き戻されてしまったケースなどもあるとされています。

前者の場合は、カスタムの一環としてメーターを交換したり、事故や故障によってメーターを交換せざるをえなかったときに、元の走行距離がきちんと記録されなかった可能性があります。

そして、後者の場合は販売価格を高く設定するためなど、意図的に走行距離を短く見せる行為がなされた場合があるようです。

一般的に、減算歴車に該当するバイクは、表示されている走行距離から見積もられる状態よりも実際のコンディションがよりも悪い可能性があります。

そのため、査定額や販売価格が通常のバイクよりも低く設定されることが多いようです。

愛車を減算歴車にしないために、メーター交換の際にすべきこと

上述の通り、減算歴車は購入の際にバイクのコンディションを推察しづらく、査定額や販売価格が通常のバイクよりも低く設定されることが多いとされています。

では、愛車を減算歴車にしないためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

まず、当然ですが意図的にメーターの走行距離を巻き戻すことは絶対におこなってはいけません。

昨今ではデジタルによる走行距離確認サービスなどもあり、走行距離の改ざんは以前より発見されやすくなっているため、走行距離を巻き戻すうまみはないとされています。

また、事故や故障、またはカスタムパーツへの交換などの理由でメーターを交換する場合、中古バイクの業界統一ルールに従って、新たなメーターに交換したことを示す「走行メーター交換記録シール」をバイクに貼付しなければなりません。

このステッカーは、メーター交換の事実と元の走行距離を明示するためのものです。

貼付することで、実走行距離車と同等の扱いを受けることができるといいます。

一方、貼付がない場合は「減算歴車」として査定されるため、上述のように低い査定を受けかねません。

まとめ

自身の愛車の価値を下げないためには、意図的な走行距離の改ざんは言語道断です。

加えて、メーター交換の際に誤って実走行距離のデータを失うことも避ける必要があります。

大切な愛車であるからこそ、価値を下げないために正確なデータを次のユーザーに伝える必要があるといえるでしょう。

関連記事Related Articles

仕事にも遊びにも本気で使える『スーパーカブ 110』【2025年版・平均買取価格】

2009年に発売された、ロングセラーバイク“カブ”シリーズの中核モデル『スーパーカブ 110』。高い燃費性能と耐久性を備えた空冷単気筒エンジ...

バイク買取豆知識

旧車バイクの高額買取のポイントとは?

旧車バイクは、その独自の魅力と歴史的価値から、多くの愛好家に高く評価されています。しかし、高額で買取してもらうためには、いくつかのポイントを...

バイク買取豆知識

カワサキのフラッグシップメガスポーツ『ZX-14R』【2024年版・平均買取価格】

2006年に「ZX-14」が発売され、欧州向けZZR1400が2012年にモデルチェンジしたのを機に、北米名称が変更され『ZX-14R』とな...

バイク買取豆知識

思わず旅に出たくなる!『Vストローム250』【2024年版・平均買取価格】

2017年に発売された、バランスのとれた車体とスリムで扱いやすい実用的なデザインが特徴の『Vストローム250』。ウインドスクリーンやナックル...

バイク買取豆知識

FI化で排ガス規制をパスした『W800』【2024年版・平均買取価格】

高い人気で定番モデルとなっていたW650が排ガス規制から市場から姿を消したのは2008年のこと。それから3年後の2011年に登場したのが『W...

バイク買取豆知識

2016年に登場した『CRF1000L アフリカツイン』【2024年版・平均買取価格】

2016年に発売されたアドベンチャーマシン『CRF1000L アフリカツイン』。“TRUE ADVENTURE”と称し、舗装路からダートまで...

バイク買取豆知識

バイクの楽しみ方を教えてくれる『SR400』【2024年版・平均買取価格】

1978年に登場して以来、長きにわたってライダーに愛され続けたヤマハの名車『SR400』。オーソドックスな乗り心地に、カスタムパーツの豊富さ...

バイク買取豆知識

耐久性と実用性を兼ね備えたビジネスバイク『スーパーカブ110プロ』【2024年版・平均買取価格】

2009年に発売され、小径14インチホイールモデルで取り回しやすさが特徴のビジネスユース向けモデル『スーパーカブ110プロ』。2020年モデ...

バイク買取豆知識