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バーチカルツインが味わい深いW800をインプレ【バイク買取調査隊】

W800の車種プロフィール

W800は2010年10月に海外輸出向けモデルとしてヨーロッパで先行発表され、翌年2月1日より日本国内仕様が発売された。1999年に発売されたW650をベースにボアアップを行い、ボアxストロークを77.0 mm x83.0 mmとして総排気量を773 ccに拡大。燃料供給装置は新たに電子制御式燃料噴射装置が採用された。最大出力はW650と変わらず48馬力に抑えられているが、極低回転域で最大トルクを発揮させるセッティングなど熟成が図られている。

バイクインプレ

車両の特徴

W800は先代W650の美しいスタイルを踏襲している。繊細なグラデーションが施されたフェールタンクには、あらたに水転写デカールを採用。塗装面に段差がない美しいフィニッシュを実現した。豪華なタンクエンブレムやクロームメッキパーツも健在だ。そのスタイルは1966年に登場したW1を起源としている。今では「クラシック」と呼ばれているが当時は最先端のフォルムであった。

W800もW1同様に空冷SOHC4バルブ・バーチカルツインエンジンを搭載。 排気量を773ccまでに拡大するとともに、燃料供給方式はサブスロットル付きのフェールインジェクションを採用。力強い低中速トルクと程よいパルス感を生み出すとともに優れた始動性と環境性能を実現している。

足つき

W800は 全長2180ミリ×全幅790ミリ×全高1075ミリ、乾燥重量216kgとボリュームがある。シート高は790ミリと平均的で、乗車時のプレッシャーはない。やや低めにセットされたハンドルバーや、絞り込まれたシート形状は、自然で快適なライディングポジションをもたらし、足つき性向上が図られている。

走り

エンジンは最大出力48馬力/6500回転、最高トルク 6.3kg-m/2500回転。W650をベースにボアを5mm拡大することで773ccとし、FI化で排ガス規制をクリアした。排ガス規制が厳しくなる中でも空冷やキャプトンマフラーを採用するなどカワサキのこだわりが詰まっている。

W800は「重い車体に非力なエンジン」と思われがちだが、大方の予想を裏切って鼓動感を伴いながら、右手の操作ひとつでグングンと加速していく。クランクレイアウトが360度であり、左右2つのピストンが同時に上下するため、バーチカルツイン特有の突き上げられるような鼓動感が強調される。「このフィーリングがたまらない」というライダーが多いのも納得だ。

タイヤサイズはフロント100/90-19、リア130/80-18で、デザインを重視してスポークホイールが採用されている。美しい車体に惚れこんで購入する人が多く、オーナーのほとんどがノーマルを維持しているのもW800らしい。初年度だけで約2000台受注と2011年上半期販売台数ナンバー1の人気を誇ったのも当然と言える。

クラシックなメーターユニットは華やかなデザインに変更されたが、時計を内蔵して日常の使い勝手に配慮しているのは先代同様。燃料周りは警告灯のみで、点灯時の燃料残量数は3.8リットルである。

クラッチブレーキ共にレバーは調整式に変更された他、マフラー周辺にはヒートガードを装備するなど、細部の改良にも余念がない。なおカフェレーサースタイルのシングルシートなどを含む各種オプションパーツも同時に発売されたほか、車体各部をブラックアウトしたスペシャルエディションも設定された。

W800は、クラシカルながら最新装備を備え安心して乗ることができるバイクである。オールラウンドに使える懐の深さと、飽きが来ない普遍的なデザインは日本のオートバイの原型と言えるだろう。末永く一台のバイクと付き合いたいライダーにお勧めしたい。

※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成した記事となります

査定士のコメント

GOOD BIKE/グッドバイク

レトロなスタイルが人気のオートバイで、従来のモデルであるW650のエンジンをベースにボアアップして、インジェクションが採用されています。ホイールやメッキパーツなど、目に見える部分は綺麗に手入れしておくことをオススメします。大切な愛車ですので、査定の際はその想いを伝えて下さいね!

Junk Yard

純正パーツが揃っている場合、カスタムも高評価いたします。高額カスタムパーツ装着車は相応に査定いたします。

モトメガネバイク買取編集スタッフ

外装でのポイントとして挙げられるポイントにボディカラーがあります。人気カラーや、黒や白などのベーシックなカラーほど査定額は上がりやすいといわれています。反対に、需要の少ないカラーの場合は査定額も下がる傾向にあります。

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