バイクの維持費が高い……頻度によってはレンタルバイクの方がお得かも?
バイクに乗る楽しさは格別ですが、その維持費の高さに頭を悩ませているライダーも少なくありません。
バイクは、車体購入費用などの初期費用に加えて、保険料やメンテナンス費用や駐車場料金等維持費が大きくかかってきますよね。
実は、乗る頻度によってはバイクを所有するより、レンタルバイクを利用する方がお得になる可能性があります。
この記事では、バイクの維持費とレンタルバイクの料金を比較し、あなたにとってどちらが「コスパがいい」のかを考えていきます。
目次
車検のあるバイクの平均的な維持費(駐車場代、任意保険込み)
「自分のバイクを所有する」という魅力は大きいものの、その維持費は決して安くありません。
特に車検のある大型や中型バイクの場合、以下のような費用が定期的にかかってきます。
1. 車検費用:2年に1回、約5万円〜10万円
2. 任意保険:年間約2〜5万円
3. 自賠責保険:2年で約1万5千円〜2万円
4. 駐車場代:月額3千円〜2万円(地域により大きく異なる)
5. 日常的なメンテナンス費:年間約5万円
これらを合計すると、年間の維持費は20万円近くかかることがわかります。
この中には、ガソリン代や消耗品の交換費用、突発的な修理費などは含まれていません。これらを入れると、実際の維持費はさらに高くなります。
レンタルバイクの一回あたりの相場(ホンダやヤマハのレンタルを参考に、数時間借りる場合や丸一日借りる場合など)(大型や中型バイクの料金をメインで紹介)
一方、レンタルバイクの料金はどうでしょうか。
主要メーカーのレンタルサービスを参考に、大型や中型バイクの料金を見てみましょう。
ホンダのレンタルサービス「HondaGO BIKE RENTAL」の場合は以下のような料金設定で利用することができます。(2024年8月時点)
1. 数時間レンタル(4時間程度)
中型バイク(125cc超〜400cc以下):8500〜10000円
大型バイク(400cc超):13000〜21000円
2. 1日レンタル(24時間)
中型バイク:11500〜13000円
大型バイク:18000〜26000円
また、ヤマハのレンタルサービス「ヤマハ バイクレンタル」の場合は以下のような料金設定で利用することができます。(2024年8月時点)
1. 数時間レンタル(4時間程度)
中型バイク(400cc〜750cc):10000円〜13000円
大型バイク(750cc以上):15000円〜22000円
2. 1日レンタル(24時間)
中型バイク:11000円〜12500円
大型バイク:約17000円〜26500円
これらの料金には、通常、基本的な保険や消耗品(ガソリン代は別途の場合もあり)が含まれています。また、長期レンタルの場合は割引が適用されることも多々あります。
例えば、月に1回週末にバイクを楽しむ場合、年間の利用料は以下のようになります。
ホンダのレンタルバイクの場合
中型バイク:約16万円/年(13000円 × 12回)
大型バイク:約22万円/年(18000円 × 12回)
ヤマハのレンタルバイクの場合(平均的なコストの場合)
中型バイク:約16万円/年(18000円 × 12回)
大型バイク:約27万円/年(23000円 × 12回)
また、雪国の場合は降雪や路面凍結によってバイクを運転できない時期があります。
12月〜2月を運転できないと仮定すると、年間使用料はさらに下がります。
一見すると、レンタルバイクの方が少し安い場合があるものの、所有する場合と差は少ししかないように思えるかもしれません。
しかし、維持費、突発的な修理費などを考慮すると、所有する場合の年間あたりの維持費はさらに釣り上がっていきます。
そのため、結果的にはレンタルの方がかなりコスパが良くなることがあります。
レンタルバイクはいろいろなモデルに乗れるという点も魅力
レンタルバイクの最大の魅力は、様々なモデルを体験できることです。
豊富なラインナップの中から、自分の好みに合わせて乗ることができるため、自分が気になったバイクやその日の目的に合う車種を運転することができます。
所有しているバイクに乗る場合は、そのようにはいきません。
また、最新のモデルをいち早く試乗できることも魅力のひとつです。
高額な投資をする前に、実際に乗って性能や快適性を確認できるのは大きな利点です。
その他にも、 維持の手間や保管場所が必要ないことは大きなメリットです。
普段の生活が忙しく日常的なメンテナンスを自分でおこなう余裕がない人には、維持の手間がかからないことが大事でしょう。
また、都市圏に住んでいて駐車スペースを確保するのが難しい人にも最適です。
このように、レンタルバイクを利用することでバイクの楽しみ方が大きく広がるでしょう。
特に「複数のバイクに乗りたいが予算や場所の制約がある」方や「頻繁に乗るわけではないけれど、定期的にバイクに乗って楽しみたい」方にとっては、レンタルバイクはぴったりです。
高額での買取を狙うならモトメガネ一括査定
もし現在自分のバイクを所有していて、レンタルバイクへの切り替えを考えているならば、まずは愛車の適正価格を知ることが重要です。
そこでおすすめなのが、モトメガネの一括査定サービスです。
モトメガネを利用すると、1回の申し込みで複数のバイク買取業者から査定額を得ることができます。
査定額を見比べることによって、より高い価格で売却できる業者を見極めることができます。
モトメガネを利用して高額での買取を実現できれば、その資金をレンタルバイクの利用に充てることができます。
また、実際には売却しなくてもバイクの市場価値を正確に把握することで、所有を続けるか、レンタルに切り替えるかを判断する材料にもなります。
まとめ
自分のバイクに乗る楽しみは格別ですが、その維持費は決して安くありません。
一方、レンタルバイクは初期費用が不要で、維持や保管の手間もかかりません。
さらに、様々なモデルを体験できる楽しさもあります。
バイクに乗る頻度が月1回程度であれば、レンタルバイクの方がコスパ良く柔軟性の高い選択肢になる可能性が高いでしょう。
特に、都市部在住で駐車場料金が高かったり保管場所が取れなかったりする方や、新しいモデルなど様々なバイクに乗ってみたい方には、レンタルバイクがおすすめです。
そして、現在バイクを所有している方は、モトメガネの一括査定を利用して愛車の市場価値を確認してみてはいかがでしょうか。
その結果を踏まえて、所有を続けるかレンタルに切り替えるかの判断もできるはずです。
あなたにとって、最適な方法でバイクを楽しみましょう!