
ビッグスクーターの完成形! 最終型の4代目マジェスティをインプレ【バイク買取調査隊】
目次
ヤマハ マジェスティの車種プロフィール
初代マジェスティの登場は1995年。その後のビッグスクーターブームの最中に2代目モデルが2000年に登場し、あらかじめカスタマイズされた「マジェスティC」などもリリースされた。2007年に3代目が、2012年に当記事で紹介する4代目が登場した。2014年モデルで生産終了となり、以降のヤマハ製スクーターはTMAXやNMAXのような「MAXシリーズ」が中心となっている。
バイクインプレ
車両の特徴
エンジンは水冷4ストローク4バルブSOHC249ccの単気筒で、変速方式はCVTを採用。ヤマハ独自のYCC-AT(電子制御式変速モーター)を搭載しており、右手側のスイッチボックスで3つの走行モードを切り替えられる。
左手側のスイッチボックスには、インテリジェントシフトダウン機構のスイッチも設けられており、ライダーの好みのタイミングでシフトダウンできる電子制御機構も搭載されている。


ユーティリティにおける最大の特長はシート下のラゲッジスペース。
フロントシートとリアシートがそれぞれ分割して開閉するというヤマハ独自のオープンシートとなっている。シート下のスペースは大容量の60Lを確保。


エンジン

最高出力は19ps/6,500rpm、最大トルクは22N・m/5,000rpm。高回転域では控えめな数値だが、エンジンのボア×ストロークは68×68.6mmとロングストローク化されているため、低中速域が力強く、扱いやすい特性になっている。
足回り

サスペンションはフロントに正立フォーク、リヤサスペンションにモノクロスサスペンションを採用。マジェスティの場合、モノクロスサスペンションにはドレスアップ効果もある。
ショックユニットを車体の中心に隠すように配置することでリヤビューをスッキリ見せられるためだ。


ブレーキは前後とも大径のシングルディスクブレーキ。ホイールサイズは13インチを採用している。
走り

高速道路におけるハンドリングは良好で、直進安定性の高い車体は横風にも強い。 
スクリーンは小型ながらプロテクション効果が高く、ライダーのアゴ下付近までカバーしてくれる。空気をスムーズに流してくれるため、体の前で風が巻くこともない。

ワインディングでは、走行モードを「アシストモード 1」にすることで、エンジンのパワーバンドを有効に使ったスポーツ走行を楽しめる。コーナー出口の加速が力強く、エンジンのスペック以上にパワフルに走れる印象。大柄な車体だが、コーナーで軽く寝かせられるため、タイトなワインディングコースも楽しめる。

フロントサスペンションは、しっとりとした接地感があり、リヤサスペンションもギャップ通過時の突き上げ感がなく乗り心地がいい。ライダーに伝わる振動の「角」が落とされたようなマイルドな印象。
すぐれた走行性能、乗り心地、豪華な装備、そして圧倒的な利便性は、さすがヤマハが誇るビッグスクーターブランド・マジェスティといったところだ。

査定士のコメント
モトメガネ編集部
マジェスティといえば、一大ブームを巻き起こしたビッグスクーターの一つ。ブームの末期はカスタムも落ち着いてきた頃で、比較的ノーマルに近い状態で乗っているユーザーも多いのではないだろうか? カスタムの好みは人それぞれであるため、あまりに個性的なカスタムは査定額に響くかもしれない。ノーマルパーツがあるのなら、査定時にそのことを伝えてみるのも良いだろう。
※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成した記事となります
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