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ネイキッドの常識を超越するハイパワーモデル Z H2 SE & Z H2【バイク買取調査隊】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両はカワサキの『Z H2 SE & Z H2』だ!!

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

Z H2 SE & Z H2の車種プロフィール

Z H2 SE

Z H2は2020年4月に登場した、カワサキの大型ネイキッドモデル。もっとも特徴的なのはスーパーチャージャーを搭載した水冷直列4気筒エンジンで、最高出力は200ps、最大トルクは137Nmという、通常の概念では想像すらできないほどの驚異的な出力を発揮。加えてABSはもちろんトラクションコントロール、3種のライディングモード、クイックシフター、ローンチコントロール、そしてクルーズコントロールなど、電子制御デバイスをフル搭載してライダーをアシストしてくれる。
その上位モデルとも言える「SE」は2021年モデルとして追加された1台で、足周りをメインに強化。新たに電子制御サスペンション「KECS」を搭載し、よりスムーズなライディングをサポート。そしてフロントブレーキキャリパーは、Z H2がブレンボ製M4キャリパーを搭載するのに対し、SEではブレンボ製「Stylema」キャリパーとステンレスメッシュ製ブレーキホースを採用。軽量化を促進しつつ、よりダイレクトな操作感を実現している。

バイクの特徴をざっくりチェック!

既存のネイキッドモデルの常識をはるかに超越するスーパーチャージド・ハイパワーモデルの『Z H2 SE & Z H2』。エンジン、車体、足回り、ハンドル周りとその他の特徴的な部分を、対比できる部分も含めてチェックしていこう。

エンジン

排気量998ccの水冷4気筒エンジンはDOHCを採用。ボアΦ76mm、ストローク55mmのショートストローク設計で、スーパーチャージャーによる空気の加給を行うことで最大出力は200PS/11000回転、最大トルクは14kgf・m/8500回転を発生。6速マニュアルトランスミッションは、走行時はクラッチ操作を必要としないクイックシフターが搭載されている。

マフラーは集合タイプで、ステンレス製のエキゾーストパイプは美しい曲線を描いて存在感が大きい。エンジン下に触媒を装備しつつも、サイレンサーも大型なものを採用。スーパーチャージャーでの加給があるだけに、それなりの容積が必要なため大型になったと考えられる。

車体(フレーム)

フレームはスチール製のトレリス形式を採用。200psという超ハイパワーなモデルならば極太アルミ製ツインスパーフレームなどを採用することも多いが、高張力のハイテンシル・スチールを採用することで強大なパワーにも対応しつつ、しなやかにいなすという独自の設計思想に基づいた仕様となっている。

足回り

ホイールサイズはフロント、リアともに17インチで、アルミ製キャストホイールを採用。タイヤサイズはフロント120/70ZR17、リア190/55ZR17で、いずれもラジアルのチューブレスとなる。フロントのブレーキキャリパーはZ H2がブレンボ製の4ポット式モノブロックM4キャリパー&ニッシン製マスターシリンダーなのに対し、「SE」は同じブレンボ製でもよりグレードの高い4ポッド式モノブロックStylemaキャリパー&ブレンボ製マスターシリンダーを採用。よりダイレクトなブレーキタッチを実現している。

Z H2スタンダード仕様
Z H2 SE仕様

ハンドルまわり・灯火類

ヘッドライトは2眼に見えるが、実はロービーム×2、ハイビーム×2の4灯式を採用。ウインカー、ポジショニングランプも含めて、灯火類はすべてLEDとなっている。ヘッドライトからタンクまでカウルに覆われているだけに純粋なネイキッドとは言い難いデザインだが、現代版Zシリーズの共通イメージであるストリートファイターのテイストは十分過ぎるくらい「イカツい」マスクになっている。

ハンドルはテーパードタイプのパイプハンドルを採用。大きめのTFT液晶ディスプレイが中央に鎮座し、ここにスピード、回転数などが表示されるのはもちろん、あらゆる情報が表示される。ライディングモードの表示切替もここで行うことができる。表示やモードの切り替えは、左側のスイッチボックスで行う。

その他の装備&特徴

燃料タンクはスチール製だが、前半部分には先述のヘッドライト~タンクまでのカウルが被さるようにマウントされている。燃料タンク容量は19Lで、ハイオクガソリン指定となる。シートは前後分割式で、硬そうなイメージだがクッション性は高く座り心地は悪くない。タンデムシートはキーで外すことができ、中には標準装備のETCが搭載されているのでスペースは広くなく、書類が入れられる程度だ。

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