
高級ある走りで熟成された5代目フォルツァ【バイク買取調査隊】
目次
フォルツァの車種プロフィール

今回紹介する「フォルツァ」は、2018年に発売された水冷4ストローク・単気筒の250ccエンジンを搭載する軽二輪の大型スクーター。2000年に初代が登場して以来このモデルで5代目となり、高速走行における安定性と快適性はこれまで同様に踏襲しつつ、街中など低速走行での小回りの効きやすさ、軽快さなどを追求。新設計のフレームは軽量・コンパクト化と同時に剛性も最適化、電動式可動スクリーンは走行状況に合わせて高さを調整可能。さらにサイズアップした新形状アルミホイールやABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も採用するなど、完全フルモデルチェンジで大幅な進化を遂げている。

バイクインプレ
車両の特徴

車体サイズは全長が2140ミリ、全幅750ミリ、全高1355ミリ、シート高780ミリ、ホイールベースは1510ミリで、車両重量は184kgとなっている。
キャスター角は26.30度、フロント120/70-15インチ、リア140/70-14インチのタイヤサイズを採用。前後ともにキャストホイールにチューブレスタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークOHCの単気筒。ボアストロークは68.0ミリ×68.5ミリのロングストローク。圧縮比は10.2で最高出力は23馬力/7500回転、最大トルクは24Nm/6250回転。燃料供給はフューエルインジェクションを採用。トランスミッションには無段変速式(Vマチック)を採用。
走り
250ccビッグスクーターとは思えない高級感&重厚感

この新型フォルツァの走りの第一印象は、250ccのビッグスクーターとしては高級感があるというか、重厚さがヒシヒシと感じられる。直接的なライバル車とも言える、ヤマハのXMAXが狙っているであろうスポーティな方向性とは明らかに違う思える。XMAXように速度のノリも良く、エンジン自体もスポーティーな方向に振っているパワーユニットと比べると、このフォルツァのエンジンは“シルキー”とか“滑らか”と言った言葉で表現するのが最適だろう。だからといってスポーティさをまったく感じられないわけではなく、遠心クラッチのつながり具合はとてもリニアで、回転数アップに比例してしっかりと加速してくれる。
ビギナーライダーも安心できるコーナリングの安定感

タイヤはフロント15インチ、リア14インチと250ccのビッグスクーターとしては大径の組み合わせということもあり、車体の安定感は非常に高い。例えば速度が低い状態でのコーナリング中でも安定性は抜群で、二輪車の運転に慣れていないビギナーライダーでも不安を感じることなく、フォルツァを乗りこなせるのではないだろうか。一方でゆるやかなコーナーを高速で走り抜けるときも、その落ち着き度は非常に高い。ただ、コーナリング中にさらにもう一段階、意図的に車体をバンクさせてみると意外と軽快に車体が倒れ込んでくれるので、走り込めばもっとスポーティなライディングは楽しめるのかもしれない。
総括

抜群の安定感はスクーターの領域を超えており、もはやモーターサイクルに匹敵する重厚感あふれる走りを見せてくれる。加えてライバルであるXMAXとはひと味違った落ち着いたスポーティさも、このフォルツァの魅力と言えよう。単なるビッグスクーターだと思って乗ってしまうと、良い意味で裏切られること必至だ。
※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成したものです。
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