
シームレスでスポーティな走りが楽しい!レブル1100DCT【バイク買取調査隊】
目次
レブル1100DCTの車種プロフィール
今回紹介する「レブル1100 DCT(デュアルクラッチトランスミッション)」は、2021年に発売された水冷4ストローク・2気筒の1100ccエンジンを搭載する大型クルーザーモデル。大人気を博しているレブル250のロー&ナロースタイルを踏襲し、CRF1100Lアフリカツイン譲りのコンパクトかつ扱いやすい並列2気筒エンジンを搭載。通常のマニュアルトランスミッション車と、コンピュータが判断して自動的に変速を行ってくれるデュアルクラッチトランスミッション((以下DCT車)の2タイプから選択できるが、今回はDCT車を試乗してみた。
バイクインプレ
車両の特徴

車体サイズは全長が2240ミリ、全幅850ミリ、全高1115ミリ、シート高700ミリ、ホイールベースは1520ミリで、車両重量は233kgとなっている。
キャスター角は28.00度、フロントに130/70-18インチ、リアに180/65-16インチのタイヤサイズを採用。前後ともにキャストホイールにチューブレスタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークOHCの2気筒。ボアストロークは92.0ミリ×81.4ミリのショートストローク。圧縮比は10.1で最高出力は87馬力/7000回転、最大トルクは98Nm/4750回転。燃料供給はフューエルインジェクションを採用。トランスミッションは電子式6段変速(DCT)を搭載する。
走り
市街地エリアでの低速走行ではDCTはこの上なくありがたい

DCT車ということでクラッチレバーを握ったり、シフトペダルでギアをセレクトするといった動作の必要がなく、バイクが自動的に適切なギアポジションをセレクトしてくれるので運転はとてもイージー。特にストップ&ゴーが多い、少々ゴチャゴチャとした市街地エリアでは、DCTのありがたみを強く感じる。ほぼ止まってしまいそうな速度で対面の交通が通過するのを待っているときでも、エンジンストールさせてしまうのではないかという不安感がまったくない。そして、クルーザータイプということで角度が付いたフロントフォークを採用しているが、通常こういった類の車両だと低速走行時にハンドルが切れ込んでしまいそうになるのを、グリップのイン側を押さえて持ちこたえるようなこともありがちだ。しかし、このレブル1100はフロントフォークの角度に対して、2度ほどステアリングシャフトを起こした設計になっている。そのためハンドルが勝手に切れ込んでしまうような現象は起きず、低速時でも直線安定性は高かった。
走行モードの違いでフィーリングも使い勝手も大きく変化する

このDCT車はエンジンが電子制御でコントロールされており、パワーモード、Hondaセレクタブルトルクコントロール、エンジンブレーキ、そしてDCTシフトスケジュールがすべて連動して動いており、ライダーが選んだ走行モードに応じて適切な動力性能を発生してくれる。試しにスタンダードモードで走行してみるが、日常の使い勝手も重視しつつ、思い切ってスロットルを開けてみるとスポーティな走行も十分に楽しめるようになっている。270度クランクを採用して波打つような鼓動感を発生してくれるエンジンのフィーリングも心地良い。一方でもっともおとなしめなレインモードに切り替えてみると、エンジンの鼓動感はだいぶ抑えられ、ゆっくりとに前へと押し出してくれる感じだ。スロットルレスポンスも穏やかになり、タンデムライダーにもギクシャクしてしまうような負担を強いない、ソフトな走行が楽しめるだろう。
総括

前述のように低速走行時での安定性などを加味すると、ゆったりと流すように走る方がDCT車には向いているだろう(※マニュアルトランスミッション車と比較して)。ただ、4種類の走行モードをしっかり使いこなすことができれば、マニュアルトランスミッション車以上にシームレスでスポーティな走行が楽しめるかもしれない。DCTは楽をするためだけのシステムにあらず、だ。
※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成したものです。
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