
バイクを降りる理由は?手放すか迷ったときに考えたいことを解説
「最近バイクに乗る機会が減った」「以前より長距離を走るのがきつくなった」と感じ、バイクを降りるべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
バイクを降りるきっかけは、年齢や体力だけではありません。
結婚や出産などによる生活環境の変化、維持費の負担、仕事が忙しくなったこと、クルマなど別の移動手段が中心になったことなど、理由は人によってさまざまです。
一方で、「乗る頻度が減った=必ずバイクを手放した方がよい」というわけでもありません。
排気量の小さいバイクへ乗り換えたり、所有せずレンタルバイクで楽しんだりする方法もあります。
この記事では、ライダーがバイクを降りる主な理由や、手放すか迷ったときに考えたいポイント、乗らなくなったバイクをどうするかについて分かりやすく解説します。
バイクを降りる主な理由
バイクを降りる理由はひとつとは限りません。
「乗る時間が減ったうえに維持費も気になる」など、複数の理由が重なって手放すことを考えるケースもあります。
代表的な理由を見ていきましょう。
体力的にバイクへ乗るのがきつくなった
長くバイクに乗っていると、以前より身体的な負担を感じるようになることがあります。
たとえば、
- バイクの取り回しが重く感じる
- 足つきに不安を感じる
- 長距離ツーリングで疲れやすくなった
- 腰や肩などへの負担が大きくなった
- 長時間同じ姿勢で乗るのがつらい
といった変化です。
特に大型バイクや車重のあるバイクでは、走行中だけでなく駐車場での取り回しや停車時にも体力を使います。
以前は問題なく扱えていた車両でも、徐々に負担を感じるようになり、「このまま乗り続けて大丈夫だろうか」と考えることがバイクを降りるきっかけになることがあります。
ただし、今乗っているバイクが体力的にきついからといって、必ずバイクそのものを降りなければならないわけではありません。
車重の軽いモデルや排気量の小さいバイクへ乗り換えることで、負担を減らしながらバイクを楽しめる場合もあります。
維持費の負担が大きくなった
バイクを所有していると、車両代以外にもさまざまな費用が発生します。
主な維持費には、
- 軽自動車税
- 自賠責保険
- 任意保険
- 車検費用(対象車両)
- ガソリン代
- 駐車場代
- タイヤやオイルなどの消耗品
- 整備・修理費用
などがあります。
実際にかかる金額は、排気量や走行距離、保管環境などによって大きく異なります。
購入した当初は問題なく維持できていても、結婚や出産、住宅購入などによって家計の状況が変われば、バイクにかけられる費用も変わってきます。
また、クルマとバイクの両方を所有している場合は、それぞれに税金や保険、メンテナンス費用などがかかります。
「ほとんど乗っていないのに維持費だけかかっている」と感じるようになると、バイクを手放すことを検討するきっかけになります。
結婚や出産などで生活環境が変わった
結婚や出産などのライフイベントも、バイクとの付き合い方が変わるきっかけになります。
独身の頃は休日の多くをツーリングに使えていた人でも、結婚や子育てによって家族と過ごす時間が増えると、バイクへ乗る時間を確保しにくくなることがあります。
また、子どもが生まれると家族での移動にはクルマを使う機会が増え、バイクの出番が減る場合もあります。
バイクを嫌いになったわけではなくても、
「ここ1年ほとんど乗っていない」
という状態が続き、そのままバイクを降りるケースもあるでしょう。
一方で、子育てなどが落ち着いたあとに再びバイクへ乗り始める人もいます。
一時的に乗る時間が取れないだけであれば、すぐに手放す必要があるのか一度考えてみてもよいでしょう。
仕事が忙しくなりバイクに乗る機会が減った
就職や転職、異動など仕事の変化によって、バイクへ乗る時間が取れなくなることもあります。
たとえば、
- 休日が減った
- 通勤時間が長くなった
- 休日は疲れてツーリングへ行かなくなった
- 転勤先で駐車場所を確保できない
- 公共交通機関での移動が中心になった
といったケースです。
バイクは所有しているだけでも税金や保険、メンテナンスなどが必要になります。
そのため、乗る時間がほとんどなくなったことをきっかけに、「このまま所有しておく必要があるのか」と考える人もいます。
クルマなど別の移動手段が中心になった
生活環境が変わると、バイク以外の乗り物を利用する機会が増えることがあります。
たとえば家族が増えればクルマを利用することが多くなり、近距離の移動では自転車や公共交通機関を使うようになることもあります。
以前は通勤や買い物にもバイクを使っていたものの、
「気付けばバイクはツーリングのときしか使わなくなった」
というケースも珍しくありません。
さらにツーリングへ行く頻度も減れば、年間を通して数回しか乗らない状態になることもあります。
バイクが日常的な移動手段ではなくなったことをきっかけに、所有を続けるか考え直す人もいます。
事故をきっかけにバイクへ乗らなくなった
自分自身が事故を経験したことをきっかけに、バイクを降りる人もいます。
事故によるケガなど身体的な理由で乗れなくなるケースだけではありません。
事故を経験したあとに、
「また同じことが起こるのではないか」
と不安を感じ、以前のようにバイクへ乗れなくなることもあります。
また、自分自身が事故に遭っていなくても、家族や友人、バイク仲間の事故をきっかけにバイクのリスクについて改めて考える人もいるでしょう。
事故後のバイクについては、破損の状態によって修理して乗り続ける方法と、そのまま売却する方法があります。
一緒に走るバイク仲間が減った
バイク仲間の存在が、バイクへ乗るモチベーションになっている人もいます。
一緒にツーリングへ行っていた友人が、
- 結婚した
- 子どもが生まれた
- バイクを売却した
- 遠方へ引っ越した
などの理由でバイクに乗らなくなると、自分自身も乗る機会が減ってしまうことがあります。
ひとりでツーリングすることを楽しめる人もいれば、仲間と走ることがバイクの大きな楽しみだったという人もいます。
周囲の環境が変化したことで、自然とバイクから離れていくケースもあるでしょう。
バイクを降りるか迷ったときに考えたいこと
バイクへ乗る頻度が減ったからといって、すぐに売却する必要はありません。
一度手放してから「やっぱり乗っておけばよかった」と感じる可能性もあります。
迷っている場合は、まずバイクを降りたい理由を整理してみましょう。
いま乗っているバイクが負担になっていないか
「バイクに乗ること自体をやめたい」のか、「現在所有しているバイクに乗るのがつらい」のかによって選択肢は異なります。
たとえば大型バイクの取り回しが負担になっているのであれば、
- 車重の軽いバイク
- 排気量の小さいバイク
- 足つきのよいバイク
- ライディングポジションが楽なバイク
などへ乗り換える方法があります。
バイクそのものを降りる前に、今の自分に合った車両へ乗り換えられないか検討するのもひとつの方法です。
今後もバイクへ乗る機会がありそうか
現在乗っていなくても、それが一時的なものなのかを考えてみましょう。
たとえば、
「仕事が忙しいのはしばらくの間だけ」
「子育てが落ち着いたらまた乗りたい」
という場合は、すぐに手放さず所有を続ける選択肢もあります。
一方で、
「ここ数年ほとんど乗っていない」
「今後も乗る予定がない」
という状態であれば、所有を続けるメリットが小さくなっている可能性があります。
維持費と乗る頻度が見合っているか
バイクは乗っていなくても一定の維持費がかかります。
年間に数回しか乗らないにもかかわらず、
- 駐車場代
- 保険料
- 税金
- 車検費用
- メンテナンス費用
などを負担しているのであれば、所有を続けるか見直すタイミングかもしれません。
「年間どのくらいバイクへ乗っているか」と「年間でどのくらい費用をかけているか」を整理すると判断しやすくなります。
バイクを所有せずに楽しむ方法もある
バイクを手放したからといって、二度とバイクに乗れなくなるわけではありません。
所有することが負担なのであれば、必要なときだけバイクへ乗る方法もあります。
レンタルバイクを利用する
ツーリングへ行く回数が少ない場合は、レンタルバイクを利用する方法があります。
レンタルであれば、バイクを所有しているときのように、
- 車検
- 税金
- 駐車場
- 日常的なメンテナンス
などを自分で管理する必要がありません。
旅行先でバイクを借りれば、現地まで自分のバイクで移動せずにツーリングを楽しむこともできます。
年間に数回程度しか乗らないのであれば、所有せず必要なときだけレンタルするという選択肢もあります。
一度降りてから再び乗ることもできる
一度バイクを降りたあと、生活環境が変わって再びバイクへ乗り始める人もいます。
いわゆる「リターンライダー」です。
バイクを手放すことは、「今後一生バイクへ乗らない」という意味ではありません。
今は維持するのが難しいのであれば一度手放し、時間や生活に余裕ができてから再びバイクを楽しむという考え方もあります。
長期間バイクから離れたあとに再び乗る場合は、以前と同じ感覚で無理をせず、現在の体力や経験に合ったバイク選びを心がけましょう。
乗らないバイクをそのまま放置するデメリット
「今は乗らないけれど、いつか乗るかもしれない」とバイクを長期間保管する人もいます。
しかし、乗らない状態が続いてもバイクの状態がそのまま維持されるわけではありません。
長期間動かさないことで、
- バッテリーが上がる
- タイヤが劣化する
- チェーンや金属部分にサビが発生する
- ガソリンや燃料系統にトラブルが起こる
- ゴム類が劣化する
など、状態が悪化する可能性があります。
さらに、乗っていなくても所有している限り税金や保険、保管場所などの費用がかかる場合があります。
再び乗る予定がある場合は適切に保管・メンテナンスし、今後乗る予定がないのであれば売却も選択肢に入れましょう。
バイクを降りると決めたら売却も選択肢
バイクへ乗る予定がなくなったのであれば、状態が悪くなる前に売却する方法があります。
バイクの査定額は、
- 車種
- 年式
- 走行距離
- 車両の状態
- 中古車市場での需要
など、さまざまな要素によって決まります。
乗らない状態で長期間保管し、サビやバッテリー上がりなどが進めば、査定時の評価に影響する可能性があります。
そのため「いつか売ろう」と考えながら長期間放置するよりも、今後乗らないことが決まっているのであれば、一度現在の査定額を確認してみるのもよいでしょう。
カスタムしている場合は、手元に純正部品が残っていれば査定時に一緒に伝えるのがおすすめです。
なお、必ずしも査定前に純正状態へ戻す必要はありません。
元に戻すために工賃がかかったり、作業中に車両を傷つけたりする可能性もあるため、まずは現在の状態で査定を受け、純正部品があることを伝えるとよいでしょう。
バイクを降りることに正解はない
バイクを降りる理由は人によって異なります。
体力的な負担を感じる人もいれば、結婚や仕事など生活環境の変化によって自然と乗らなくなる人もいます。
そのため、
「何歳になったら降りるべき」
「年間何回しか乗らないなら売るべき」
と一律に決められるものではありません。
現在の生活や体力、乗る頻度、維持費などを考え、自分が納得できる選択をすることが大切です。
バイクを降りるか迷っているのであれば、
- 今のバイクから別の車種へ乗り換える
- 所有を続けながら乗る頻度を減らす
- 一度手放してレンタルバイクを利用する
- いったんバイクを降り、将来再び乗る
などの選択肢も含めて考えてみましょう。
まとめ
バイクを降りるきっかけとしては、体力的な負担や維持費、結婚・出産などの生活環境の変化、仕事、事故、ほかの移動手段への切り替えなどが挙げられます。
ただし、今乗っているバイクが負担になっているだけであれば、車重の軽いバイクや排気量の小さいバイクへ乗り換えることで、バイクライフを続けられる場合もあります。
また、乗る頻度が少ないのであれば、バイクを所有せずレンタルバイクを利用する方法もあります。
一方、今後乗る予定がなく、長期間保管するだけになっている場合は、維持費がかかるだけでなく車両の状態が悪化する可能性もあります。
バイクを降りると決めたのであれば、状態が大きく悪化する前に現在の査定額を確認し、売却するかどうか判断するのもひとつの方法です。
モトメガネバイク買取では、バイクの写真や車両情報をもとに複数の買取店から入札を受けられます。
「まだ売るか決めていない」という場合でも、現在どのくらいの価格がつくのかを確認し、今後バイクを所有し続けるか考える際の参考にしてみてください。








