バイクの売却、値段がつかないケースは存在する?
バイクを手放すとき、多くのライダーは「自分の愛車がいくらで売れるか」を気にするでしょう。
しかし、中には驚くべきことに「値段がつかない」と言われるケースもあります。
一体どのような理由で、愛車に値段がつかないのでしょうか。
この記事では、バイク売却時に値段がつかない理由と対処法について詳しく解説していきます。
値段がつかない=商品としての価値が低いと判断されること
もし、自分の愛車に値段がつかなければ、ショックを受けるのは当然です。
しかし、バイクに値段がつかないというのはあくまでも「商品としての価値が極めて低い」と判断されたことを意味するだけです。
これは、バイクショップや買取業者が、そのバイクを仕入れても利益を出せない、あるいはリスクが高すぎると判断した結果です。
ただし、価値がないわけではありません。別の買い手や、異なる市場では価値を見出される可能性もあります。
値段がつかない時の具体的な理由
値段がつかない主な理由は、大きく分けて3つあります。
バイクの状態、モデルの魅力、そして査定側の知識や判断です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
バイクの状態が悪い(過走行、部品の欠品、違法改造など)
バイクの状態が極端に悪い場合、買取価格がつかないことがあります。
具体的には以下のようなケースが挙げられます。
1つめは走行距離が長すぎるケースです。
走行距離が極端に長いバイクは、エンジンやフレームの劣化が進んでいる可能性が高く、修理や整備にコストがかかるため商品としての価値は低くなってしまいます。
一般的に10万km以上走行したバイクは、状態によっては値段がつかないこともあります。
2つめは、事故歴などによって部品が欠けているケースです。
重要な部品が欠けているバイクは、補修に多額の費用がかかるため、買取が難しくなります。
特にエンジンやフレームなどの主要部品が欠けていたり問題がある場合は、ほぼ確実に値段がつきません。
3つめは、違法改造をしてしまっているケースです。
道路運送車両法に違反するような改造が施されているバイクは、原状回復に費用がかかるだけでなく、法的リスクも伴うため、買取の対象外となることがほとんどです。
4つめは、長期放置によって劣化してしまっているケースです。
長期間メンテナンスせずに放置されたバイクは、エンジンや電装系統に深刻な問題が生じている可能性が高く、買取が困難になります。
これらのケースは、バイクの安全性や信頼性に直結する問題であり、買取業者にとっては大きなリスクとなります。
そのため、このような状態のバイクには値段がつかないケースが多いのです。
モデル自体に魅力がない(市場に溢れている、買い手がいないなど)
バイクの状態が良くても、モデル自体に商品としての魅力がない場合は買取価格がつかないことがあります。
具体的には以下のようなケースがあげられます。
1つめは過剰供給や人気が低くなったケースです。
特定のモデルが市場に大量に出回っている場合、需要と供給のバランスが崩れ、価格が大幅に下落することがあります。
また、かつては人気があったものの、現在では需要が激減しているモデルは買取が難しくなります。
さらに、特殊な用途や独特なデザインのバイクは、マニアには評価されても一般的な買い手を見つけるのが困難です。
2つ目は、日本市場から撤退したメーカーのバイクです。
修理するときなどに必要な部品の入手がメーカー撤退により困難になるため、買取価格が付きにくくなります。
これらの要因により、たとえバイクの状態が良くても、買取業者が在庫として抱えるリスクが高いと判断される場合があります。
お店が正しく価値を理解していない(マイナーなバイクの場合など)
時には、バイク自体に価値があるにもかかわらず査定を行う側の知識や経験不足により、適切な評価がなされないケースもあります。
具体的には以下のようなケースがあります。
1つ目は、マイナーなモデルです。
国内では珍しい外国車や生産台数の少ないモデルは、一般的な買取店では適切に評価できないことがあります。
これらのバイクは、専門知識を持った業者やマニア向けの市場できちんと評価されるでしょう。
2.つ目はビンテージバイクです。
古いバイク、特にクラシックカーのような扱いを受けるビンテージモデルは、一般的な買取基準では適切に評価できないことがあります。
これらも、専門のオークションや、コレクター向けの市場で高値で取引されることがあります。
3つ目は、カスタムバイクです。
高度なカスタマイズが施されているバイクは、その価値を正確に判断するのが難しいケースがあります。
カスタムパーツの価値や、作業の質を理解できる専門家がいない査定の場合、適切な評価ができていないことがあります。
このような場合、一般的な買取店では値段がつかなかったり実際の価値以下の値段を示されることがあります。
しかし、専門的な知識を持つ業者や適切な市場に出せば、きちんとした値段を示されることがあります。
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また、一般的な買取店で値段がつかないと言われたバイクでも、専門性の高い業者なら適切に評価してくれる可能性があります。
モトメガネの一括査定を利用することで、適切な買取をおこなってもらえる確率が上がるでしょう。
まとめ
バイクの売却時に「値段がつかない」と言われるケースは、残念ながら確かにあります。
主な理由は、バイクの状態が極端に悪い場合、モデル自体の需要が低い場合、そして査定を行う側が適切に価値を理解できていない場合です。
しかし、一つの業者で値段がつかないからといって、値段がつく可能性がなくなったわけではありません。
バイクの状態をできる限り改善したり、適切な市場や専門知識を持つ業者を探すことで、思わぬ高値が付くこともあるでしょう。
そのためにも、モトメガネの一括査定サービスを利用することをおすすめします。
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