バイクのバッテリーがすぐ上がる原因と対策方法

• メンテナンス

バイクのバッテリーが頻繁に上がってしまい、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。この記事では、その原因と対策について詳しく説明します。

バッテリーがすぐに上がってしまう原因

運転頻度の低さ

バイクを頻繁に運転しない場合、バッテリーは自然放電によって徐々に電力が消耗されていきます。特に、冬場は気温が低いため、バッテリーの化学反応が鈍くなり、放電速度が速まります。そのため、冬場にバイクを長期間放置すると、バッテリー上がりが起こりやすくなります。

また、バッテリーは使用することで活性化するため、長期間放置するとバッテリーの性能が低下し、バッテリー上がりの原因となることもあります。冬の時期など、あまり乗らない期間は都度時充電の状態を確認し、エンジンを始動する、またはケーブル等を使用して充電しておくことをおすすめします。

バッテリーの劣化

バッテリーは消耗品であり、使用頻度や保管状況によって劣化していきます。バッテリーの寿命は一般的に2～3年と言われています。バッテリーが劣化すると、充電容量が減少し、バッテリー上がりが起こりやすくなります。バッテリーの劣化は、バッテリーの電圧が低下したり、充電時間が長くなったりすることで判断できます。バッテリーの電圧が12V以下になったり、充電時間が12時間以上かかったりする場合は、バッテリーの交換を検討する必要があります。

環境的な要因

気温や湿度などの環境的な要因も、バッテリーの性能に影響を与えます。高温や低温、高湿度の環境では、バッテリーの化学反応が変化し、バッテリーの性能が低下することがあります。特に、夏の高温多湿の環境では、バッテリーの電解液が蒸発しやすくなり、バッテリー上がりが起こりやすくなります。また、冬の低温環境では、バッテリーの化学反応が鈍くなり、バッテリーの性能が低下します。そのため、バッテリーは適切な温度環境で保管することが重要です。

電気系のトラブル

バイクの電気系統に問題があると、バッテリー上がりが起こる場合があります。例えば、配線が断線したり、接触不良を起こしたりすると、バッテリーへの充電がうまくいかず、バッテリー上がりが起こることがあります。また、発電機やレギュレーターなどの電気部品が故障すると、バッテリーへの充電量が不足し、バッテリー上がりが起こる可能性があります。電気系統のトラブルは、専門の知識や技術が必要となるため、バイクショップなどで点検してもらうことをおすすめします。

バッテリー上がりを防ぐ方法

バッテリーを取り外して保管

長期間バイクに乗らない場合は、バッテリーを取り外して保管することをおすすめします。バッテリーを取り外すことで、自然放電を防ぎ、バッテリーの寿命を延ばすことができます。バッテリーを取り外す際は、プラス端子から外すようにしましょう。マイナス端子から外すと、工具がバッテリーに接触し、ショートを起こす可能性があります。バッテリーを取り外した後は、乾燥した涼しい場所に保管してください。

定期的な充電

バッテリーは定期的に充電器で充電することで、バッテリー上がりの予防になります。特に、長期間バイクに乗らない場合は、月に一度は充電器で充電することをおすすめします。充電器は、バイク用品店などで販売されています。充電器を使用する際は、取扱説明書をよく読んでから使用してください。

頻繁にバイクを運転する

バイクを頻繁に運転することで、バッテリーは発電機によって充電されます。そのため、頻繁にバイクを運転することで、バッテリー上がりの予防になります。特に、週末にツーリングに行くなど、定期的に長距離走行をする場合は、バッテリー上がりの心配は少ないでしょう。

バイクの電気系統の点検

配線のチェック

バイクの電気系統のトラブルは、バッテリー上がりの原因となるため、定期的に点検することが重要です。配線は、断線や接触不良を起こしやすい部分です。特に、バッテリーへの接続部分や、ライトなどの電気部品への接続部分は、よく点検する必要があります。配線に異常が見つかった場合は、修理が必要です。

端子の清掃

バッテリー端子は、汚れや腐食によって接触不良を起こしやすくなります。接触不良は、バッテリーへの充電がうまくいかず、バッテリー上がりの原因となるため、定期的に清掃することが重要です。バッテリー端子の清掃には、歯ブラシや綿棒などを使用し、汚れを落とします。清掃後は、端子にワセリンなどを塗布すると、腐食を防ぐことができます。

バッテリー本体の点検

バッテリー本体に損傷や異常がないか、定期的に点検することが重要です。バッテリー本体に亀裂や膨張が見られる場合は、バッテリーの交換が必要です。また、バッテリー液が漏れている場合は、バッテリーの交換が必要です。バッテリー液が漏れると、バッテリーの性能が低下するだけでなく、人体にも有害です。バッテリーの交換は、バイクショップなどで依頼することをおすすめします。

まとめ

バイクのバッテリー上がりの原因は、様々です。バッテリーの劣化、運転頻度の低さ、ライトの点けっぱなし、電気系統のトラブルなど、様々な要因が考えられます。バッテリー上がりの予防には、定期的なバッテリーの充電や点検、電気系統の点検などが重要です。バッテリー上がりが起こった場合は、ジャンプスタートやバッテリー交換など、適切な対処を行う必要があります。バッテリー上がりの原因を理解し、適切な対策を行うことで、安心してバイクに乗ることができます。

バイクを手放したり、乗り換えるならバイク買取一括査定！

バイク買取一括査定なら、たくさんの買取業者の中から自分のバイクに合った買取業者を一度の入力作業で見つけることが可能です。
また時間や手間をかけずに、安心してバイクを高く売れるため、バイクを売却するのが初めての人でも安心です。

モトメガネバイク買取一括査定なら、最大で買取査定額の上位2社からのみの連絡のため、面倒な電話対応なし！ネットの事前査定も写真がなくても可能なので、気軽に申し込めるのも魅力です。